スキンケア

夏の大敵『紫外線』がくすみの原因に!?原因と対策を徹底調査!

スキンケア

2023/07/14

気温が上がると同時に気になってくるのが、その日の紫外線の量ですよね。紫外線はシミやソバカスの原因になりますが、同時に肌のくすみの原因にもなります。本格的な夏を向かえる前に、「紫外線でくすみが発生する原因」と「くすみを予防する紫外線対策方法」について確認しておきましょう。

くすみの原因『紫外線』とは?

「紫外線が肌に悪いのはなんとなくわかるけど、紫外線そのものについて実はよくわかっていない」という方も少なくないのではないでしょうか。

紫外線とは太陽光の一部のこと。
太陽光は「可視光」「赤外線」「紫外線(UV)」の3つに分類することができます。

    • 可視光
    • 目に見える太陽光。人間の体内時計を調整する働きがあります。

    • 赤外線
    • 目に見えない太陽光。太陽の光に当たって温かいと感じるのは、この赤外線が働いているからです。

    • 紫外線(UV)
    • 目に見えない太陽光。

    • 主な働きとして、オゾンの生成と破壊、殺菌作用や日焼け等のDNA損傷作用等があります。
    このDNA損傷作用による肌へのダメージがくすみの原因になってしまうのです!

紫外線でくすみが発生する原因

紫外線 くすみ 原因

紫外線 くすみ 原因

くすみが発生する原因には、シミやソバカスと同じようにメラニンの生成が大きく関係しています。

メラニンとは、髪や皮膚の色を作っている色素のこと。
外からの刺激やダメージから、肌を守る働きをしています。

メラニンは「メラノサイト」という細胞から作られるのですが、
肌に紫外線が当たってダメージを与えることで「メラノサイト」が活発になり、
メラニンを過剰に生成することで、肌が暗く、くすんだように見えてしまうのです。

通常の場合、メラニンは肌のターンオーバーによって生まれ変わるので、くすみも一緒に剥がれ落ちるものです。

しかし、紫外線を浴び続けてメラニンが過剰に作られてしまうと、上手く排出できずに、くすみとして肌に蓄積してしまいます。

これが紫外線によって肌がくすんで見えてしまうメカニズムです。

【徹底対策】紫外線によるくすみを防ぐには?

紫外線 くすみ 発生

紫外線 くすみ 発生

「紫外線がくすみの原因になることは分かったけど、外に出ないわけにはいかないし…」とお困りの方。

確かに、一番良いのは「紫外線を全く浴びない」ことですが、毎日の生活を考えると現実的ではないですよね。

くすみを予防するには、原因になっている紫外線になるべくお肌をさらさないようにすること。

肌に届く紫外線には「太陽から直に降り注ぐもの」「空気中のゴミや埃に散乱されるもの」「地面に反射されるもの」の3種類が存在します。
くすみを防ぐには、多方面から注がれる紫外線が肌に直接当たらないように対策を行いましょう!

くすみを予防する紫外線対策方法

くすみを予防するための、具体的な紫外線対策についてご説明します。

どれも一般的な方法ですが、意外ときちんと実行できていない人も多いのでは?
くすみをきちんと予防するためにも、もう一度見直してみましょう。

    • 日焼け止めをしっかり塗る
    • 外出するときは必ず日焼け止めを塗るようにしましょう。

    • 日焼け止めを塗るときは、肌にムラなく均一に伸ばすようにしてください。
    • 効果をアップさせようと、肌にすり込むように日焼け止めを塗る方がいますがそれはNG。

    • 塗り込むときに肌にダメージを与える可能性があります。
    • また、日焼け止めは汗や水で流れ落ちてしまうので、2~3時間おきに塗りなおすようにしましょう。

    • 日焼け止めに表示されている「SPF」「PA」は、それぞれ次のような意味があります。使用する場面に合わせて使いわけるようにしましょう。
    • 【SPF】

    • 紫外線B波(UVB)を防止する働きを示しています。

    • 書かれている数字が大きくなるほど防止する力もアップしますが、肌への負担も同時に大きくなります。
    • 普段使いに適しているのは、SPF15~30。

    • 真夏にアウトドアスポーツをするとき等は、SPF50を使うといいでしょう。
    • 【PA】

    • 紫外線A波(UVA)を防止する働きを示しています。

    • 「+」「++」「+++」「++++」の4段階があり、「+」の数が多いほど防止力がアップします。

    • 紫外線の強い時間帯の外出を避ける
    • 生活スタイルにもよりますが、紫外線の強い時間帯の外出は避けるようにしたいですね。

    • 紫外線がもっとも多い時間帯は12時半と言われています。

    • それ以降は少しづつ紫外線量は減っていきますが、だいたい10~14時までが紫外線量の多い時間帯です。

    • 日傘や帽子を活用
    • 日傘や帽子を使えば、太陽から直接降り注ぐ紫外線を防ぐことができます。

    • ただし、空気中の埃で散乱されたものや、地面で反射された紫外線は防ぐことができないので日焼け止めと併せて使用しましょう。

    • サングラスを着用
    • 肌だけでなく、目に紫外線が当たらないようにするのも重要です。

    • 目に紫外線が入ると、脳が刺激を受けて全身にメラニン(くすみの原因)を作り出すよう指令を出すことが分かっています。

    • くすみの原因になる以外にも、ドライアイや白内障等の眼病を引き起こすことがあるので要注意です。

まとめ

紫外線でくすみが発生する原因とその予防策についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

「紫外線は肌に悪い…」とは知っていても、なぜ肌に悪いかを知らない人が多いです。
この記事を目に通して紫外線がなぜ肌に悪いのかをしっかりと覚えておいてくださいね!

学ぶことで、これからの紫外線対策にもより一層力を入れることができるはずです。
キレイな肌を保つためにしっかりと紫外線対策を行っていきましょう。

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