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髪が広がる対策は前日に。ボリュームダウンできる成分は?ヘアケア商品別にご紹介!

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2023/05/29
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雨の日も多くなりいよいよ梅雨です。髪が広がってしまって朝のスタイリングに時間がかかったり、出先で髪が広がってせっかく綺麗にスタイリングしても崩れてしまったり。
困った髪の広がりはシャンプーやトリートメント、流さないトリートメントなどで前日のうちから対策をしましょう!
今回は髪をボリュームダウンしてくれる成分や使い分けのご紹介です。

ボリュームダウンできる成分

梅雨の時期に髪にボリュームが出やすくなるのは、髪の毛の傷みにも原因があります。
髪が傷むと、髪の周りにあるキューティクルがはがれ、髪の栄養であるコルテックスが流れてしまいます。
この髪に栄養が不足している状態だと空気中の水分を髪が吸収してしまい、髪が広がる原因となります。
髪にクセがある方の場合は水分を含みうねりが出るのでより広がりやすくなります。

髪が傷む原因になるのは?

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薬剤を使うカラーリングや、ヘアブリーチ、パーマは髪を痛める主な原因となりますが、ほかにも家で誰しもが行う髪をとかすブラッシングやドライヤー、ブロー、シャンプーをしすぎてしまうことも髪にダメージを与えています。
女性が身だしなみを整える際に使うヘアアイロンは使い方によっては、摩擦や高温でかなりのダメージを髪に与えます。

また、髪に触れなくても髪が傷む原因はたくさんあります。
たとえば、濡れた髪を放置して自然乾燥させる、紫外線を浴びる、ストレスで頭皮の血管がほそくなる、出産後の体質の変化でも髪は傷むとされています。

髪が傷むとどんな事が起こる?

髪がパサつき手触りがキシキシ・ゴワゴワしてしまったり、髪を綺麗に伸ばすときによく悩みのためになるぷちぷちと毛先が切れたり分かれる枝毛や、縮れた毛になり、カラーリングをしてもすぐにカラーがおちてきてしまったり、カラーリングをしていない方だと茶色っぽくなってしまいます。

髪のボリュームを抑えるためのシャンプー・トリートメントの選びかた

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▶︎髪が傷みにくいアミノ酸系のシャンプー

アミノ酸系シャンプーは、人の髪や爪、皮膚などのタンパク質を構成するアミノ酸と同じ成分でできています。
髪と頭皮に優しい弱酸性ですが、洗った時はしっかりと汚れをおとし、肌の潤い成分は残してくれる優れものです。

アミノ酸系シャンプーを買うときのチェックポイント!
商品の裏の成分表で、水の次にアミノ酸の名称が入っているか確認しましょう。
代表的なアミノ酸はグルタミン酸・グリシン・サルコシン・ココイル・ベタイン・メチルタウリン・メチルアラニン等があります。
上から順に多く含まれている成分になるので、成分表に記載がない場合は強い洗浄成分が含まれている可能性があります。

▶︎シリコン入りのシャンプー・トリートメントは有り?無し?

髪が傷んでいる事が広がりの原因になっている場合はシリコン入りのシャンプーを選んだ方が髪の広がりを抑える事ができます。
シリコンの特徴は、熱や光に強く、柔軟性もあり、通気性も高い事が挙げられます。
また、シリコンは酸素・ケイ素・有機基からなる有機化合物で、とても安全な素材のため日用品や食品、工業や医療現場でも使われています。
シリコンを髪に使った場合は髪の毛をコーティングして髪を洗うときやすすぐ際に毛髪通しの摩擦を抑え、指通りをスムーズにしてくれます。
さらに、艶やしっとりした質感のまとまりのある仕上がりにしてくれる効果があります。
カラーリングをしている方は髪が傷んでいるとカラーが落ちやすくなるので、シリコンでコーティングするとカラーの退色速度を抑えやすくなります。

髪が細かったり、ペタッと髪のボリュームが出にくい方が使用するとシリコンのコーティングにより髪がぺたりと潰れふんわりとしたスタイリングがしにくくなるので、ノンシリコンのシャンプーを使った方がいい場合もあります。

▶︎シリコンは体に悪い?

今ではシリコンが体に悪いとされ、ノンシリコンシャンプーが流行りノンシリコンの製品が多くなりましたが、シリコンが体に悪影響を及ぼすというのは根拠がないものなので、髪質にあった成分のシャンプーを選ぶようにしましょう。

これらのデメリットをカバーするためには、シャンプーをする時には髪を優しく洗う、トリートメントでしっかりと髪の傷みを補修する、髪を乾かす前にはアウトバストリートメントを使うなどの工夫が必要です。

ノンシリコンシャンプーのメリットとデメリットをきちんと把握し、自分の髪質に合ったシャンプーを選ぶようにしましょう!

髪の広がりを抑える流さないトリートメントの選びかた

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髪の中に入る栄養分の多い水分系のミルクトリートメントがオススメです。
オイルタイプのトリートメントは有名ですが、ミルクタイプはオイルタイプよりも水分量が多いのでパサつきにくく、髪を広がりにくくしてくれます。

タイプ別流さないトリートメントの使い分け

▼オイルタイプ
オイルタイプはコーティング力があり髪の毛を包み込むことで、髪の水分を保ってくれる働きがあります。
また、ドライヤー、ヘアアイロン、コテなどの熱からも髪を守ってくれます。

▼ミルクタイプ
ミルクタイプは毛髪の補修効果がある成分を配合しているものが多いため、ヘアカラーやパーマで髪がダメージをうけ広がりやすいときにボリュームを抑えてくれます。

▼クリームタイプ
クリームタイプはオイルタイプとミルクタイプの両方の効果をもっていて、ミルクタイプのように毛髪の補修をおこないながらオイルタイプのように髪の表面のコーティングをしてくれます。
補修力に合わせてコーティングもされるため、髪がぺたっとしやすいかたは髪が重い仕上がりになりやすいので髪質に合わせる事がおすすめです。

▼ミストタイプ
ミストタイプは毛髪の補修力やコーティング力があまり高くないため、髪がペタッとしてしまう方や、さらっと軽い仕上がりが好きな方におすすめです。

▼ジェルタイプ
ジェルタイプは油分の多いタイプと水分の多いタイプの2種類があります。
油分の多いタイプは髪をコーティングして髪の水分を保つ効果のあるシリコンやポリマーが多く配合されています。
水分の多いタイプは髪に潤いを与え、髪の広がりを抑えしっとりとした仕上がりにしてくれます。

まとめ

今回は雨の日に髪が広がってしまわないように前日にできるヘアケアアイテムのおすすめ成分についてご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか?

梅雨で下がった気分は綺麗な髪で気分もモチベーションもあげましょう!

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