飛行機の乗る時におすすめの着圧ソックス
飛行機に乗る回数は年間数回程度、という方は多いのではないでしょうか?
普段使いしない乗り物を使う時ってとても気を張りますし、体力も使いますよね。
家を出る前は忘れ物がないか何度もチェック。飛行場までは思い荷物を持って移動。
空港では慣れないチェックイン作業。
そして、チェックイン後は搭乗時刻までの空き時間を待たないといけません。
飛行機の移動って、飛行機に乗るまでが意外と大変で、飛行機に乗るまでに疲れてしまうこともあります。
そして、搭乗後も安定飛行に入るまではドキドキして、なかなかリラックスできない方もいると思います。
筆者もその一人で、飛行機に乗るのが怖いので、離陸後しばらくは緊張したままです(笑)
なので、飛行機が安定飛行に入ったらできるだけ緊張を解いてリラックスしたいと思っています。
今回はそんな飛行機で快適に過ごすためのグッズの1つである着圧ソックスについてご紹介したいと思います。
飛行機に乗る時は着圧ソックスがおすすめ

飛行機では足がむくむ
皆さんは飛行機に乗っている時に、足が張ってきたり、だるくなった経験はないでしょうか?
筆者は足になんとも言えない不快感が襲ってきて、足を上げたり寝転がったりしたくなります。
これは足のむくみが原因なんです。
この足のむくみが発生してしまうと、飛行機で過ごす時間が不快になってしまいます。
そして、この足のむくみを軽減する有効な手段として着圧ソックスがおすすめなのです。
飛行機で足がむくむ理由
どうして飛行機では足がむくむのでしょうか?
それは、気圧の変化や水分不足、体の冷え、同じ姿勢を長時間余儀なくされることで起こる血行不良が原因です。
血流の流れが悪くなることで、心臓に戻ろうとする血液が停滞し、足にむくみが生じます。
そして、忘れてはいけないのは、このむくみがエコノミークラス症候群の原因となるということです。
エコノミークラス症候群とは、血流が悪くなることで血の塊ができてしまい、
その血の塊が肺に詰まることで、息が苦しくなる病気です。
エコノミークラス症候群は命を落とすこともあります。
なので、飛行機で足がむくまないようにすることはとても大事なことなのです。
飛行機で着圧ソックスを履くのが良い理由
飛行機で足がむくまないようにするには、着圧ソックスの着用がおすすめです。
着圧ソックスとは、足に適度な圧力をかけて、血液が心臓の戻るのを手助けするソックスのことです。
着圧ソックスをはくことで血液の流れを良くすることでむくみを防止する効果が期待できます。
尚、飛行機内での着圧ソックスの着用は、日本旅行医学会も推奨しています。
また、着圧ソックスを普段履きなれていない人は、飛行機に乗る数日前から履くことをおすすめします。
着圧ソックスは商品によってサイズや圧力値が違います。
自分の体にあった着圧ソックスを履くことが大切なので、事前に着圧ソックスを履いてサイズ等を確かめておきましょう。
飛行機で着圧ソックスを履くのは危険?

飛行機でのむくみ防止には着圧ソックスが有効ですが、着圧ソックスだけに頼るのは危険です。
着圧ソックスを履いてるから絶対にむくまない、ということででは無いので、むくみを防止する為の自主的な動きも必要です。下記のような行動を取ることを忘れないようにしてくださいね。
- トイレに行くなど2~3時間に1回は歩くようにしましょう。
- 忘れずに水分を補給しましょう。
- 1時間に1回は、かかとやつま先を上下に動かすなどの簡単な足の運動をしましょう。
- 足を締め付けるような服装は避け、ゆったりとした服を選びましょう。
- 機内は寒くなることも多いので、羽織ることができる上着やストールを準備しておきましょう。
- 足は組まない方が良いです。足を組むと血行が悪くなります。
- できれば靴を脱いで過ごしましょう。携帯用のスリッパを持ち込むとよいと思います。
長時間のフライトになればなるほど、上記のようなむくみ防止策を取るようにしてくださいね!
着圧ソックスだけに頼るのは危険です。
飛行機に乗る時におすすめの着圧ソックス

最後に飛行機に乗る時におすすめの着圧ソックスをご紹介します。
飛行機用に作られた着圧ソックスで、フライトソックスとも呼ばれます。
・Dr.SchollのFlightSocks
このフライトソックスは英国航空健康協会認定商品で、英国の圧力値標準規格を元に開発されています。
コットン風の柔らかい素材感で、抗菌防臭加工もされています。ひざ下までの長さです。
価格はMサイズで1.304円、Lサイズで1,323円です。男女兼用となります。
※筆者調査時のAmazonでの価格です。変動している可能性はあります。
フライトソックスを購入するのが難しい場合は、寝る時用や日中用の着圧ソックスでも大丈夫です。
その場合は、脱いだり履いたりがしやすいひざ下タイプを選んでください。
膝上タイプは避けるようにしましょう。