日焼け止めを塗り忘れて気づけば肌が真っ赤に!
そのまま放置しておくと、かゆみを伴ったり、皮がむけたり、シミソバカスが作られ肌は老化の一途をたどってしまいます。
今回はうっかり日焼けしてしまった時の応急処置をご紹介します。
日焼け直後の肌にはまずクールダウンを

日焼け直後の2〜6時間は「サンバーン」と呼ばれ、肌が赤く熱をもっており水膨れのような状態になっています。
ヤケドと同じ状態 なのでまず応急処置として、20分間は流水、濡れタオル、タオルで包んだ保冷剤などで「冷やす」ことが大切。
肌がとても敏感な状態なので、いきなり冷却ジェルなどを塗るのは刺激が強くおすすめできません。
最初に肌をクールダウンさせ、それから付着している日焼け止めや汚れを優しく洗い流しましょう。
冷却効果のあるジェルなどのアフターケアを行うのはその後です。
ただ、日焼け当日は肌が炎症を起こしている状態なので、アルコールやパラベンなど刺激が強い成分の入った化粧水などを塗るのは控えておきましょう。
体全体が脱水状態に陥っているので、ミネラルウォーターをこまめに摂取し体の内側からのクールダウンも忘れずに!
日焼け翌日〜1週間は十分な保湿を

サンバーンの状態が落ち着いた翌日以降は、「サンタン」と呼ばれる症状が現れ始めます。
肌の痛みや火照りが落ち着き始めるとかゆみが現れ、乾燥で肌がカサカサになる状態です。
この時期は炎症を鎮静させ十分な保湿で肌を回復させてあげることが大切。
まだまだ肌は敏感な状態なので、なるべく低刺激のものをたっぷりと、
手で触ってみてしっとり感じるくらいの潤いを与えてあげましょう。
成分としては、美白の有効成分が入っているものではなく、
炎症の鎮静効果のあるアロエ、セラミド、アミノ酸、クマザサ、馬油、アーモンドオイル等が配合されているものがよいでしょう。
ただし肌にしみるようならすぐに洗い流し、皮膚科を受診してくださいね。
そしてこの期間はなるべくナチュラルメイクを心がけて!
UV防止の下地とミネラルファンデーション、あとはリップを塗るくらいで
アフターサンケアの用途別おすすめアイテム

かゆみや乾燥が落ち着いてきたら、アフターサンケアアイテムで、肌老化に歯止めを!
肌タイプ別、成分別でおすすめのアイテムをご紹介します。
*価格はすべて2019年6月現在のAmazon参考価格です。
①すぐに赤くなり黒くならない肌タイプ
赤くなる人は「鎮静効果」が高いものをチョイス。
漢方の原料でもある甘草の根に含まれる炎症を抑える成分「グリチルリチン酸ジカリウム」や、
肌を保護しながら肌荒れを修復させてくれる効果がある成分「アラントイン」が配合されているものがおすすめです。
<グリチルリチン酸ジカリウム/アラントイン配合おすすめアイテム>
ムサシノ製薬 フタアミンhiローション 120ml 2,230円
エバメール ゲルクリーム 500g 5,386円
ウルンラップ ヘパインクリーム 50g 1,470円
ロート製薬 ヘパソフト オールインワンローション 100g 1,194円
②赤くなった後黒くなる肌タイプ
日本人に一番多いタイプ。
赤くなるのは炎症が残っている証拠なので、①で挙げた有効成分に加えて、
シミ・そばかすの原因となるメラニン色素の生成を抑制する「ビタミンC」、
「ビタミンE誘導体」が配合されているものを選びましょう。
<ビタミンC/ビタミンE誘導体配合のおすすめアイテム>
ロート製薬 メラノCC しっとりタイプ 170ml 778円
ミノン アミノモイスト うるうる美白ミルクパック 20ml 4枚 1,620円
エビス化粧品 アミノローションプレミアム 310ml 4,104円
ピカイチ Ps ホワイトクリーム 30g 4,980円
③赤くならずすぐに黒くなる肌タイプ
このタイプの人は、メラニン色素が発生しやすい、
またはすでに多く生成されていると考えられるので、
今あるシミを薄くする力がある「ハイドロキノン」配合のものがおすすめです。
ただし効果がパワフルなので稀に肌に合わない人もいます。
不安な場合はまず皮膚科医に相談の上、処方してもらうとよいでしょう。
市販で購入するなら「安定型ハイドロキノン」配合のものを選ぶようにしましょう。
<ハイドロキノン配合のおすすめアイテム>
ランテルノ ホワイトHQクリーム 10g 2,990円
濃厚本舗 ハイドロキノンクリーム 30g 1,296円
まとめ
日焼け直後の肌はとても敏感。
日焼け後は美白ケアを焦らずまずはクールダウンと回復を。
アフターサンケアは自分の肌タイプに合った最適なアイテムを取り入れてシミ・そばかすを撃退しましょう!