最近ではSPF・PA値とも高く性能のよい日焼け止めやファンデが多く発売され、
好きな香りやテクスチャーでUVケアを選べるようになりました。
しかし、下地・ファンデ・日焼け止めとどれも高性能でウォータープルーフのものを1日に何度も塗り直し 毎日使っていると肌へ相当な負担がかかってしまいます。
たまには肌を休めるために素肌で過ごしたいもの。
そんな時でも不安にならないよう、
今回は紫外線対策に効果が期待される日焼け止めいらずの食べ物をご紹介します。
日焼け止め効果が期待できる6大栄養素

<リコピン>
トマトなどの赤い果物に含まれるカロテノイド色素で、強い日光から身を守る働きがあります。
活性酸素を除去する効果があり、紫外線によって生成されるメラニンに必要なチロシナーゼの働きを抑えてくれるため、シミ・そばかすの予防になります。
<βカロチン>
緑黄色野菜に含まれる栄養素で、肌の酸化防止効果のある色素。
リコピン同様、チロシナーゼの活性化を抑制するほか、皮膚や粘膜を保護・強化してくれる役割があります。<ビタミンE>
ナッツや緑の野菜に多く含まれ、日焼けでダメージを受けた肌を回復してくれる作用があります。
高い抗酸化作用があるため、紫外線の影響で滞ってしまった肌のターンオーバーを助けてくれます。<ビタミンC>
ビタミンCに美白効果があると言われているのは、抗酸化作用があるだけでなく、メラニン色素の沈着を防いでくれる働きがあるから。
ビタミンEの働きをサポートする役割もあります。ただしオレンジ、グレープフルーツ、レモン、キウイなどにはシミ・そばかすの原因になる光毒性の成分「ソラレン」が含まれ、体内吸収、活性化も早いため朝食時の摂取は注意が必要です。<オメガ3脂肪酸>
体にいいとされるオメガ3脂肪酸は強い日光から肌を守ってくれる役割があります良質の不飽和脂肪酸です。
EPA、DHAを多く含む鮭・アジ・イワシ・鯖・ニシン、a-リノレン酸多く含むナッツ類は、カロテノイド色素の吸収を助けてくれる効果もあるため、紫外線対策に欠かせない食材です。<フラボノイド>
お茶類、特に緑茶に多く含まれるポリフェノールやカテキン、ブルーベリーなどに含まれるアントシアニンもフラボノイドの一種で、高い抗酸化作用を持っています。チロシナーゼの抑制を抑え、紫外線からお肌を守ってくれます。
これを食べていれば紫外線も怖くない!食べる日焼け止め8選
上記の6大栄養素を豊富に含むおすすめの食べ物8選をご紹介しましょう。
1.トマト

2.サツマイモ

3.ナッツ類

4.ブロッコリー/ピーマン

5.青魚・鮭

6.ザクロ

7.緑茶

8.ダークチョコレート

足りない栄養素はサプリで補おう

不足しがちな栄養素はサプリで補いましょう。
おすすめは、ビタミンA、C、E、B2、亜鉛、L-システイン、アスタキサンチン、ルテイン、フィッシュオイルです。
サプリのように手軽なのが、そのままでも日焼け止め効果のあるココナツオイルや亜麻仁オイル。
コーヒーに入れたり、サラダにかけて手軽に摂取できます。6大栄養素の吸収を高めてくれる効果もあります。