脚のむくみやだるさが辛い時に効果的な着圧ソックスには医療用と市販品があります。その違いを比べてみましょう。 着圧ソックスには、医療用と市販品があります。 両者は、商品価格・入手方法・圧力などの違いがありますが、一番の違いは、着圧ソックスを使用する目的です。 それでは、医療用の着圧ソックスと市販品の着圧ソックスの使用目的の違いについてご説明したいと思います。 目次[ 表示 ]着圧ソックスとは?医療用の着圧ソックスの使用目的市販用の着圧ソックスの使用目的医療用と市販品の違い編集部コメント着圧ソックスとは? 着圧ソックスという言葉に聞き覚えが無い方でも、 「スリムウォーク」や「メディキュット」の名前にはピンと来るのではないでしょうか? TVCMも流れている商品です。 これらの商品は「美脚」「着圧」「引き締め効果」といった言葉と共に宣伝されています。 寝る時や外出時、ジムに行くときなどに、着圧タイプのソックスやストッキング、タイツを履くことで、美脚効果が得られるイメージのPRです 私たちが一般的に思い浮かべる着圧ソックスとは、このイメージが多いのではと思います。 そして実は、この着圧ソックスにはTVCM等で宣伝される市販品の他に、医療用の着圧ソックスがあります。 市販品の着圧ソックスは美脚の為に使用するイメージがありますが、医療用はどのような目的で使用するのでしょうか? 市販品と医療用の違いも比較しながらご説明していきたと思います。 医療用の着圧ソックスの使用目的 医療用着圧ソックスは別名「弾性ストッキング」と呼ばれています。 医療用着圧ソックスの主な使用目的は、下肢静脈瘤の予防・治療です。 下肢静脈瘤は、脚の重苦しい感じや、だるさ、痛み、むくみなどの症状が現れます。 そこで、医療用着圧ソックスを使用し、 足首からふくらはぎにかけて徐々に圧迫を弱くすることで、血流の進行を促進し、静脈瘤の予防や治療を行います。 医療用着圧ソックスの製品として有名なのは「venosan」の弾性ストッキングです。 市販用の着圧ソックスの使用目的 市販品の着圧ソックスの主な使用目的は、軽度の足のむくみの改善や足の疲労回復や、むくみが取れることで美脚に見える効果です。 最近では、骨盤ケアができる商品や、日中に使えるオシャレなタイプも発売されています。 市販用の着圧ソックスで有名な商品は「メディキュット」や「スリムウォーク」です。 医療用と市販品の違い 前述した通り、医療用と市販品の着圧ソックスは、そもそも使用目的が違います。 医療用は比較的重めの症状の予防や治療に使い、市販品は比較的軽度のだるさやむくみの改善に使います。使用目的が違うため、その他にも違う点があります。 まず入手方法ですが、医療用は基本的には医師の診断が必要ですが、市販品は街中の薬局などで購入できます。他の違いとしては、医療用の方が、価格は高く、圧迫度も高い作りとなっています。 着圧ソックスは自分に合ったサイズを使うことがとても大切なのですが、医療用は医師が適切なサイズを選んでくれる為、その分安心と言えます。 編集部コメント 医療用着圧ソックスと市販品の着圧ソックスの違いについてご紹介してきました。 軽度の足のむくみや疲労が気になる方は、日頃の足のケアとして市販品の使用になるかと思いますが、むくみが強い場合や、慢性的に足のだるさや疲れを感じる場合は、お医者さんに相談してみてくださいね。