やかんなどで沸騰させ、60度ほどに冷ましたお湯を「白湯」と呼びます。 白湯には腸を温める作用があることから、近年では多くの人が注目し、実際に取り入れています。 腸を温め、体温を高める白湯ですが、実は美容にも効果的と言われています。 今回は、白湯がもつ美容効果について解説します。手頃にはじめられる美容効果について早速見ていきましょう。 目次[ 表示 ]白湯が持つ効果・効能白湯が持つ美容効果白湯の作り方まとめ白湯が持つ効果・効能 やかんを使って水を沸騰させ、60度ほどに冷ました白湯には、免疫力を高める効果があります。 そもそも、免疫力を高めるためには、体温を上げることが必要だと言われています。 つまり、白湯を飲んで体温を上げる習慣をつけることで、自然に免疫力がアップするのです。 ほかにも、花粉症の緩和にも効果があります。 花粉症はアレルギー症状の一種で、腸の状態につながっていると言われています。 体内の水分が少ない状態だと、腸のはたらきが低下します。水分が十分な場合、老廃物を洗い流すことから、免疫力も高まり、アレルギー症状が緩和するといった相乗効果を得られます。 さらに、体温が上昇することで、冷え性の改善にもつながるので、冷えに悩む方には効果的な飲み物と言えるでしょう。 白湯が持つ美容効果 健康に優れた効果を発揮する白湯ですが、美容にも良いことを忘れてはいけません。 白湯には腸のデトックスを促進させる効果があることから、肌トラブルの軽減につながります。 さらに、消化不良や血行不良が改善されることからターンオーバーを正常化するといったはたらきもあります。 肌のキメが気になる方にはうれしい効果がたくさんあるのです。 白湯の作り方 健康や美容に効果的な白湯の作り方についてご紹介します。 やかん、または大きな鍋に水を入れてフタをし、強火で沸騰させる 沸騰したらフタを取り、ボコボコと大きな泡が立つ火加減に調整して10~15分沸かし続ける 火を止めたらマグカップなどに移し、60度ほどに冷ます なお、早く飲みたいといった理由で水を足すのは厳禁です。必ず自然に冷めた白湯を口にしましょう。 白湯を飲むときは1杯に10~15分ほどかけ、腸をじんわりと温めるようゆっくり飲むのがおすすめです。 まとめ 今回は白湯の効果と作り方についてご紹介しました。 白湯は1日1,000~1,500mlが適量と言われています。起床時やデスクワークの合間などに効果的なので、マイボトルなどを活用しながら続けましょう。