日焼け止めを塗り忘れて気づけば肌が真っ赤に! そのまま放置しておくと、かゆみを伴ったり、皮がむけたり、シミソバカスが作られ肌は老化の一途をたどってしまいます。 今回はうっかり日焼けしてしまった時の応急処置をご紹介します。 目次[ 表示 ]日焼け直後の肌にはまずクールダウンを日焼け翌日〜1週間は十分な保湿をアフターサンケアの用途別おすすめアイテム①すぐに赤くなり黒くならない肌タイプ②赤くなった後黒くなる肌タイプ③赤くならずすぐに黒くなる肌タイプまとめ日焼け直後の肌にはまずクールダウンを 日焼け直後の2〜6時間は「サンバーン」と呼ばれ、肌が赤く熱をもっており水膨れのような状態になっています。 ヤケドと同じ状態なのでまず応急処置として、20分間は流水、濡れタオル、タオルで包んだ保冷剤などで「冷やす」ことをおすすめします。 肌がとても敏感な状態なので、いきなり冷却ジェルなどを塗るのは刺激が強くおすすめできません。 最初に肌をクールダウンさせ、それから付着している日焼け止めや汚れを優しく洗い流しましょう。 冷却効果のあるジェルなどのアフターケアを行うのはその後です。 ただ、日焼け当日は肌が炎症を起こしている状態なので、アルコールやパラベンなど刺激が強い成分の入った化粧水などを塗るのは控えておきましょう。 体全体が脱水状態に陥っているので、ミネラルウォーターをこまめに摂取し体の内側からのクールダウンも忘れずに! 日焼け翌日〜1週間は十分な保湿を サンバーンの状態が落ち着いた翌日以降は、「サンタン」と呼ばれる症状が現れ始めます。 肌の痛みや火照りが落ち着き始めるとかゆみが現れ、乾燥で肌がカサカサになる状態です。 この時期は肌を回復させてあげることが大切です。 まだまだ肌は敏感な状態なので、なるべく低刺激のものをたっぷりと、 手で触ってみてしっとり感じるくらいの潤いを与えてあげましょう。 ただし肌にしみるようならすぐに洗い流し、皮膚科を受診してくださいね。 そしてこの期間はなるべくナチュラルメイクを心がけて! UV防止の下地とミネラルファンデーション、あとはリップを塗るくらいで アフターサンケアの用途別おすすめアイテム かゆみや乾燥が落ち着いてきたら、アフターサンケアアイテムで、肌のケアをしましょう。 肌タイプ別、成分別でおすすめをご紹介します。 ①すぐに赤くなり黒くならない肌タイプ 赤くなる人は、「炎症やかゆみを和らげる効果が期待される成分」が高いものをチョイス。 漢方の原料でもある甘草の根に含まれる炎症を抑える成分「グリチルリチン酸ジカリウム」や、 保湿効果や肌荒れの改善効果が期待される成分「アラントイン」が配合されているものがおすすめです。 ②赤くなった後黒くなる肌タイプ 日本人に一番多いタイプ。 赤くなるのは炎症が残っている証拠なので、①で挙げた有効成分に加えて、 保湿効果や肌のハリや弾力を高める効果が期待される成分「ビタミンC」、 保湿効果や肌のターンオーバーを促進する効果が期待される成分「ビタミンE誘導体」が配合されているものを選びましょう。 ③赤くならずすぐに黒くなる肌タイプ このタイプの人は、メラニン色素が発生しやすい、 またはすでに多く生成されていると考えられるので、 保湿効果や肌のターンオーバーを促進する効果が期待される成分「ハイドロキノン」配合のものがおすすめです。 ただし効果がパワフルなので稀に肌に合わない人もいます。 不安な場合はまず皮膚科医に相談の上、処方してもらうとよいでしょう。 市販で購入するなら「安定型ハイドロキノン」配合のものを選ぶようにしましょう。 まとめ 日焼け直後の肌はとても敏感。 日焼け後は美白ケアを焦らずまずはクールダウンと回復を。 アフターサンケアは自分の肌タイプに合った最適なアイテムを取り入れて肌のケアをしましょう!