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夏の汗が気になる…!今日からできる臭い対策3選

2023/07/25

暑い日が続くと、気になるのが汗の臭いでしょう。

汗をかくと、衣類から独特な臭いを放つことも多く、会議中やデートなど、大切なシーンも集中できなくなってしまいます。

今回は、夏の汗が気になる方へ、おすすめの臭い対策を3つ紹介します。

上手に汗の臭い対策を取り入れながら、暑い夏を乗り切りましょう。

女性の95%は“夏の自分の臭い”を気にしている

暑い日が続くと気になるのが、汗をかいたあとの臭いですよね。

今では男性に限らず、自分の臭いを気にする女性も増えていると言われています。

PR TIMESで行われた『女性の「汗対策」「汗のニオイケア」についてのアンケート』によると、20~40代の女性200人に“自分の汗のニオイ、気になることがありますか?”といった質問をすると、約95%の人が「気になる」と回答したことがわかりました。

また、“女性の汗のニオイが気になったことがある”といった質問には、76.5%の女性が「気になる」と回答したのです。

これはつまり、自身の臭いは自分だけでなく、周囲の人にも気付かれていることが明らかとなったのです。

無臭の汗が臭う原因は「汗腺」と「疲労」

無臭と言われる汗ですが、なぜ臭いを放ってしまうのでしょうか。

その原因は「汗腺」と「疲労」が関係しています。

人体にある汗腺とは?

汗腺とは、温泉でいう間欠泉のような部分のことです。

脳の視床下部に体温が上昇していることをキャッチすると、「汗をかいて体温を下げよう!」と汗腺にはたらきかけ、発汗を促します。

このような場合を例に挙げるなら、風邪などによって体温が上昇した場合です。

なお、運動によって筋肉が疲れたときは、脳の視床下部ではなく、筋肉に備わったセンサーに直接はたらきかけ、汗腺からの発汗を促す仕組みです。

汗腺には「エクリン腺」と「アポクリン腺」の2つある

汗腺には「エクリン腺」と「アポクリン腺」の2種類あります。

エクリン腺は、主に水分を排出する部分で、臭いを放つ物質は含まれていません。

しかし、汗を好む細菌や皮脂、垢などと汗が混ざり合うと、不快な臭いを放つと言われています。

一方アポクリン腺は脇の下などにあり、毛包という毛根を包む袋と一緒に存在しています。

汗は毛に沿って分泌されるため本来は無臭ですが、少量のタンパク質が汗に含まれるといやな臭いが発生します。

疲労やストレスによって汗が臭う場合も!

エクリン腺やアポクリン腺といった汗腺の細菌対策を行っても、汗をかくといやな臭いを放つことがあります。

これは疲労やストレスが理由と考えられています。

疲労やストレスが溜まると、血中のアンモニア濃度が高まり、汗と混ざってツンとした臭いを放ちます。

アンモニア臭に近い臭いは、“疲労臭”や“ストレス臭”と呼ばれていて、運動やストレス発散を取り入れながら上手に発散する必要があります。

すぐ試せる!夏の汗の臭い対策3選

雑菌や垢、疲労やストレスによって臭いにつながる汗は、3つの方法で対策するのが有効です。

  • 制汗剤とボディシートを併用する
  • 汗腺トレーニングを取り入れる
  • 食事は和食中心にする

今日からすぐに試せ得るものなので、ぜひ参考にしてください。

制汗剤とボディシートを併用する

汗の臭い対策では、体を清潔に保つことが大切です。

汗は無臭な一方で、雑菌の繁殖や垢と混じり合うと、強い臭いを放ちます。

汗をかいた後の臭いを予防するには、外出前に制汗剤を使うのがマストです。

また、汗をかいた後はボディシートを使って早めに拭き取るなど、制汗剤とボディシートを併用しながら、清潔を維持するよう心がけましょう。

汗腺トレーニングを取り入れる

汗腺トレーニングを取り入れるのもおすすめです。

汗腺トレーニングとは、運動不足やエアコンによって上手に汗をかけなくなっている体へ、適度な運動や半身浴を取り入れながら適度な発汗を促し、汗腺を鍛えることです。

運動不足やストレスを感じる機会が増えると、ベタベタとした悪い汗をかきやすく、臭いの原因につながります。

運動するのが面倒な人も、汗の臭い対策の一環としてウォーキングやラジオ体操など軽い運動を取り入れましょう。

食事は和食中心にする

体の内側からケアするのも効果的です。

たとえば、食事を和食中心に切り替えるなどです。

和食には、豆腐や味噌など大豆を発酵させた食品が多く、大豆などの発酵食品は腸内環境を整える作用が期待できます。

腸内環境を整えると、臭い物質の発生を抑制することにつながるため、臭いを原因から絶つことができます。

肉中心の生活や、好きな物だけを食べる食事は避け、和食中心の生活に切り替えて汗の臭いを予防しましょう。

まとめ

今回は、汗が臭う原因とおすすめの対策についてご紹介しました。

もともと汗は無臭ですが、雑菌の繁殖や垢、タンパク質が合わさることでいやな臭いが発生します。

汗をかきやすい夏は、清潔な体を維持することが大切です。

また、腸内環境を整え、体の内側から臭いの原因を絶つことも効果的です。

本記事を通じて、汗の臭いを予防しながら楽しい季節を過ごしましょう。

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