スキンケア

季節の変わり目に増える肌荒れ… 季節の変化とともにスキンケアの見直しが必要?

スキンケア成分

2024/04/09

季節の変わり目は、体調を崩してしまう方が多い季節かと思います。

実は肌も同じなんです。
季節が変わると、気温や湿度、紫外線の影響など、環境要因の変化により敏感になってしまったり、肌状態に変化を感じる方が増えます。
その原因と対策を解説していきます。

季節の変わり目の肌荒れ…原因は?

例えば、夏になると気温が上がり、湿度が高くなるため、汗をかきやすくなります。そのため、皮脂や汗などの分泌量が増え、肌がテカリやすくなることがあります。また、夏場は紫外線の影響が強くなり、肌が乾燥しやすくなるとともに、日焼けやシミ、シワなどのトラブルも起こりやすくなります。

一方、冬になると気温が下がり、湿度が低くなるため、空気が乾燥し、肌も乾燥しやすくなります。また、室内の暖房器具によっても空気が乾燥し、肌の保湿機能が低下し、肌がかさつきやすくなることがあります。

 

ではどうしたら肌荒れを防げるの?対策は?

季節に合わせたスキンケアや保湿対策を行うことで、肌の状態を改善することができます。例えば、夏場は軽めの化粧水やジェルタイプの保湿剤を使うことがおすすめです。

冬場は潤いを与えるクリームやオイルなど、保湿力の高いスキンケア製品を使うことがおすすめです。

季節や環境によって肌状態を見極め、それに合ったケアを行うことが重要と考えられます。

まとめると、年間を通して保湿は大切な成分として考えられます。

主な保湿成分は何があるの?

保湿成分は主にヒアルロン酸・セラミド・スクワランがあります。
それぞれどんな成分があるのか解説していきます。

★ヒアルロン酸

ヒアルロン酸は、人体に自然に存在する多糖類の一種で、主に皮膚、関節液、眼球の潤滑液などに含まれています。化粧品や健康食品などの分野でも、保湿剤や関節液の代替品として使用されています。

ヒアルロン酸は、水分をたっぷりと保持する能力が高く、1gのヒアルロン酸が最大で6リットルの水分を保持できると言われています。そのため、肌に潤いを与え、ハリや弾力を与える効果があるとされています。また、肌にうるおいを与えることで、小じわや乾燥による肌荒れなどを改善する効果も期待されています。

近年は、化粧品だけでなく、注射剤としても利用されることがあります。ヒアルロン酸注射は、しわやたるみ、たるんだ頬やアイバッグなどの改善に効果があるとされています。

★セラミド

セラミドは、肌の角質層に存在する脂質の一種で、皮膚の水分を保つ役割を持つ重要な成分です。角質層は、細胞が分化してできる表皮の最上層で、肌のバリア機能を担っています。セラミドは、この角質層の細胞間脂質の主要成分で、肌の保湿機能やバリア機能を維持するために欠かせない成分となります。

セラミドは、肌にとって不可欠な成分であるため、セラミド不足によって肌の保湿力が低下し、乾燥肌や敏感肌などの肌トラブルが引き起こされることがあります。また、年齢とともにセラミドの量が減少していくため、加齢による肌の老化も起こることがあります。

★スクワラン

スクワランは、植物や動物の皮膚や種子、果実に含まれるオイル状の成分で、天然の保湿剤として知られています。化学的にはトリグリセリドやシア脂などと同じグリセリド構造を持つオイル成分の1つで、人間の皮膚にも存在しています。

スクワランは、皮膚に浸透しやすく、肌表面に膜を形成して水分蒸散を防止することで、保湿効果が期待できます。また、抗酸化作用もあるため、紫外線などの外部刺激から肌を守る効果もあります。

また、メイクアップ製品にも使用されており、ファンデーションや口紅、アイシャドウなどにも配合されています。スクワランは、天然由来の成分であるため、肌にやさしく、安全性の高い成分として人気があります。

まとめ

体調と同じく、肌も季節によって変化が生じやすくなります。
肌トラブルを起こす前に、自分の肌を見極めスキンケアを選ぶ必要があるといえます。

スキンケアを選ぶ際には、保湿成分が入ったもの、
特に、ヒアルロン酸・セラミド・スクワランの成分がはいっているものを選ぶことが良いかもしれません。

 

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