時間の経過につれてメイクがヨレる……という悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。 メイクヨレが起きる原因の多くは、メイク前のスキンケアが不足しているから。 そこで今回は、メイクヨレが気になる方へ、メイク前に実践してほしいスキンケアの方法を解説します。 目次[ 表示 ]メイクの前こそ保湿を意識自分の肌質に合わせたスキンケア方法を把握しよう普通肌脂性肌乾燥肌混合肌まとめメイクの前こそ保湿を意識 「メイク前に気を付けたいこと」と聞くと、ベースメイクに意識が向く人も多いのではないでしょうか。 実は、ベースメイクよりも前の洗顔や保湿といった基本的なスキンケアがメイクヨレを左右すると言われています。 表情筋の動きに合わせてファンデが浮いてしまう 時間の経過につれておでこや鼻、頬などがテカってしまう このような悩みを抱える人は、まずはメイク前のスキンケアが上手にできているかを振り返りましょう。 自分の肌質に合わせたスキンケア方法を把握しよう メイク前のスキンケアは、当然ながら肌質にあわせて行うことが大切です。 ここではそれぞれの肌質に合ったスキンケアについて解説します。 普通肌 普通肌の場合、うるおいはあるものの、PMSや食生活、睡眠不足などさまざまな要因によってゆらいでしまうといった特徴があります。 そのため、ゆらぎ肌に気付いたときは、肌悩みに合わせたスキンケアアイテムを使うのが有効です。 例えば普段はさっぱりタイプの化粧水で問題ないものの、PMS前後になるとニキビができやすいといったときは、PMS周期に合わせてニキビ予防に有効なスキンケアアイテムに切り替えるなどです。 脂性肌 脂性肌はおでこやTゾーンなどがテカりやすい肌質のことを指します。 皮脂分泌が過剰な傾向にあり、ニキビができやすいといった特徴が洗います。 脂性肌の方は、ベタつきの多さによって保湿ケアを怠ってしまいがち。 しかし、過剰な皮脂分泌によって毛穴が詰まり、乾燥を招きやすい肌質でもあるため、きちんと保湿を行うことが大切です。 この場合は、ベタつきにくいタイプの乳液などを使い、肌全体を乾燥から守ることで、過剰な皮脂分泌を軽減し、メイクヨレを抑えることができます。 乾燥肌 オールシーズン肌が乾燥しやすい特徴を持つ乾燥肌。 このタイプはツヤ感が失われやすいので、保湿力の高い乳液やクリームで肌に蓋をすることでリカバリできます。 また、バリア機能を保護する成分の「セラミド」を含んだスキンケアアイテムを選ぶことで、乾燥を防ぐことにあわせてメイクヨレも同時に抑えることができます。 皮膚を保護するバリア機能とは?今日からできるスキンケアを解説 混合肌 乾燥する部分とテカりやすい部分が共存するのが混合肌の特徴です。 混合肌の場合、パーツによってトラブルが起こりやすいという欠点があるので、水分と油分のバランスを整えることが大切です。 この場合は、化粧水をたっぷりとなじませた後、保湿成分に優れた乳液やクリームで蓋をすることがポイント。 ただし、乾燥しやすいからといって乳液やクリームを多量に使用してしまうと、毛穴が詰まり肌トラブルの原因に繋がるので注意しましょう。 まとめ 今回は肌質ごとにおすすめのメイク前のスキンケアを紹介しました。 メイク前に保湿成分がベタついたり、オイリー肌が気になるときは、ティッシュオフしてからメイクに進むことでなじみやすくなります。 仕事昼夜プライベートなどでメイクヨレが気になるときは、顔表面をティッシュオフし、メイクキープミストを使うとヨレにくくなりますよ。