生活

真っ白い歯になるには何がいいの?歯科クリニック、セルフケアなど徹底解剖

生活

2023/07/12
  • 美活プラザ
  • 生活
  • 真っ白い歯になるには何がいいの?歯科クリニック、セルフケアなど徹底解剖

お口回りの悩み事と言えば、虫歯や口臭と並んで上げられるのが歯の黄ばみです。

歯が黄色いと、なんとなく笑顔に自信が持てなくなる方も多いようです。

ところで、そんな黄ばんでしまった歯もホワイトニングすることで白い歯に戻すことができます。

今回は、白い歯を再び手に入れたい!と思っている方に読んで頂きたい内容です。

 

 (7332)

歯は主に、象牙質を主体に、その象牙質の表面を覆うエナメル質でできています。

エナメル質は半透明をしており、内側の象牙質の色が透けて見えます。

歯の黄ばみの主な原因は、そのエナメル質に着いた着色汚れ(ステイン)です。

色の濃い食べ物の色素やタバコのヤニがエナメル質に付着することで歯が黄ばんでいきます。

歯の黄ばみの原因になりやすい飲食物

【飲み物】コーヒー・紅茶、ウーロン茶、緑茶などのお茶・赤ワイン

【食べ物】カレー・チョコレート・ソース・ケチャップ・醤油・ぶどう・ブルーベリー

その他、歯の磨き過ぎ・加齢・遺伝などが歯の黄ばみの原因のこともあります。

ホワイトニングとクリーニングの違い

歯の着色汚れを落としたい時の選択肢として歯のクリーニングという方法もあります。

ホワイトニングとクリーニングの違いをご説明したいと思います。

歯のクリーニング

歯のクリーニングは、歯の表面に付いている歯石や歯垢を取り除くために行います。

クリーニングでは、機械で歯の表面を磨くことで、歯の表面についた着色汚れ(ステイン)を除去することができます。

歯の表面の汚れが取れるので、その分歯が白く見えるようになります。

歯のホワイトニング

ホワイトニングでは、過酸化水素を使ったホワイトニング剤を使って、歯の表面についた着色汚れだけでなく、歯に染み込んだ着色成分を分解・漂白します。

歯のエナメル質に含まれる色素を白くすることで、歯そのものの色自体を白くしていきます。

クリーニングは歯の表面についた汚れを取って本来の歯の色に戻ることができます。

しかし、本来の歯の色以上に白くなることはありませんし、本来の歯の色が黄ばんでいる場合は黄ばんだ色になります。

一方でホワイトニングは、歯の表面だけでなく、歯のエナメル質自体の色を白く変える方法なので、本来の歯の色よりも明るく白い歯になることができます。

歯科クリニックで行うホワイトニング

歯科クリニックで行うホワイトニングの特徴

歯科クリニックで行うホワイトニングの最大の特徴は過酸化水素を使ったホワイトニング剤を扱うことができる点です。

歯を漂白する効果を持つ過酸化水素を扱えるのは歯科医師・歯科衛生士の有資格者に限られています。

過酸化水素を使ったホワイトニング剤は、本来の色以上に歯を白くすることができますが、過酸化水素を使用しない方法では、表面の汚れを落とすのみになります。

歯科クリニックで行うホワイトニングの種類

歯科クリニックで行うホワイトニングには3つの種類があります。

  • ・オフィスホワイトニング→歯科クリニックでホワイトニングの施術を行います。
  • ・ホームホワイトニング→歯科クリニックでマウスピースを作り、自宅でホワイトニングをします。
  • ・デュアルホワイトニング→オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの混合です。

それぞれの特徴やメリット・デメリットは下記の通りです。

オフィスホワイトニング

【場所】ホワイトニング施術を歯科クリニック内で完結できるので安心です。

【方法】高濃度のホワイトニング剤の散布とホワイニングライトの照射

【時間】1回1時間程度

【効果】1回の施術で歯が白くなります

【特徴】1回で歯が白くなる分、色戻りしやすいです(3か月~8か月程)

 (7352)

ホームホワイトニング

【場所】ご自宅など、お好きな場所で。

【方法】ホワイトニング剤を付けたマウスピースを装着する

【時間】1日30分~2時間程度

【効果】継続1週間目くらいから効果がでてきます

【特徴】歯が白くなるまでに時間がかかりますが、色戻りしにくいです(1年程度)

 (7353)

本来の歯の色よりも白くしたい方は、歯科クリニックでのホワイトニングがおすすめです。

 

自宅で行うホワイトニング

最後に、日々の生活の中で自宅でできるホワイトニングケアについて2つご紹介します。

ホワイトニング歯磨き粉を使ったホワイトニングと、自宅でできるセルフホワイトニングです。

着色汚れ(ステイン)のケア

自宅で行うホワイトニングのポイントは歯の黄ばみの主な原因である着色汚れ(ステイン)のケアです。

前述した「歯の黄ばみの原因になりやすい飲食物」の摂取回数を減らすことも考えてみてください。

ただ、着色汚れを完全に防ぐことはできませんので、歯に色が沈着する前に、ホワイトニング専用の歯磨き等でケアを行ってください。

また、せっかくホワイトニング歯磨き粉を使って歯磨きをしても、間違ったブラッシングをしていは効果も半減してしまいます。
ホワイトニングだけでなく、虫歯や口臭を予防するためにも正しい歯磨きを心がけましょう。

歯磨きの手順
1. まずは歯磨き粉をつけずにブラッシングします。この段階で歯石や汚れを落としましょう。
2. 一度口をゆすいでください。
3. 今度はホワイトニング歯磨き粉を付けてブラッシングしましょう。細かいところまで丁寧に磨いてください
4. 最後に軽く口をゆすいで完了です。

 

ホワイトニング歯磨き粉を使ったホワイトニング

自宅でできる一番簡単なホワイトニングはホワイトニング歯磨き粉を使った日々の歯磨きです。

ホワイトニング歯磨き粉選ぶ際のポイントは歯磨き粉に含まれている成分です。

ポリリン酸ナトリウムやハイドロキシアパタイト、フッ素が含まれている製品を選びましょう。

ポリリン酸ナトリウムには歯の表面に付着した汚れや着色を落としてくれ、さらに汚れが付着するのを防ぐ効果があります。

ハイドロキシアパタイトは歯のエナメルに近い成分としており、歯の表面についた傷を修復します。歯の表面に傷があると汚れがつきやすくなってしまうので、歯の表面の傷を治すことで、歯垢や着色汚れをつきにくくする効果も生まれます。

フッ素には歯を強くする効果があります。虫歯も歯が黄色くなる原因の一つですが、歯が強くなることで虫歯になりにくくなるため、結果的に歯を白く保つことになります。

まとめ

ホワイトニングについてご紹介致しました。

黄ばんだ歯で悩んでいる方や、本来の歯の以上に白い歯になりたい方は検討してみてくださいね!

RELATED

関連記事

  • 梅雨のむくみ対策

  • 2019年も美活プラザをよろしくお願い致します。

  • iPS細胞とES細胞の基礎知識:違いとメリット・デメリットを徹底解説