白髪といえば30代、40代から生え始めるイメージがありますが、10代や20代でも白髪が生えてくる方もいらっしゃいます。 白髪が生えていると老けてみえたり、手入れの手間もかかるので、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。 今回はそんな若白髪の原因と対策についてご紹介したいと思います。 目次[ 表示 ]若白髪が生える仕組み白髪が生える仕組み白髪の種類若白髪が増える原因食生活のみだれストレス睡眠不足・眼精疲労若白髪の対策まとめ若白髪が生える仕組み 白髪が生える仕組み 白髪とは、黒髪が白く変色してしまうイメージがありますが、実はそれは間違いです。 実際は、髪の毛とは元々白いもので、その白色の髪の毛の成長の過程で、メラニン色素がつき、黒髪になっていきます。 メカニズムとしては、メラノサイトという色素細胞が合成するメラニン色素が白い髪に色を付けることで黒髪になります。 つまり白髪とは、なんらかの原因によって、白から黒になれなかった髪の毛のことを指します。 白髪の種類 白髪には2つの種類があります。 休止型 何らかの理由で一時的にメラニンの生成が止まったためにできた白髪 欠失型 メラニンを合成するメラノサイトが減少もしくは無くなってしまったためにできた白髪 白髪のほとんどは欠失型です。 欠失型の主な原因は老化ですので完全に治すことはできません。 一方で休止型の方は、メラニン生成を再開することができれば再び黒髪が生えてくる可能性があります。 そして若白髪の場合は休止型のことが多いと言われています。 よって、メラニン生成が休止してしまった原因を改善することが黒髪を取り戻すことにつながります。 若白髪が増える原因 前述したとおり若白髪の多くは休止型ですので、 メラニン生成が止まってしまった原因が若白髪の原因と言うことができます。 そしてその原因のほとんどが10代・20代の生活習慣によるものです。 食生活のみだれ 1人暮らしだとコンビニご飯やジャンクフード、お菓子ばかりを食べてしまうことも多いのではないでしょうか? お弁当やジャンクフードなどには添加物が含まれていることも多いです。 また外食は多い場合は、脂質や塩分が過多になってしまうこともあります。 その他にも、スタイルだけを気にして過度なダイエットで食事回数を極端に減らしたりすると栄養失調になってしまいます。 このように、極端に栄養が不足したり、栄養素が偏ると、頭皮に十分な栄養素が届かず、元気な黒髪が育ちません。 ストレス 学校や会社での人間関係、SNS疲れ、マウンティングなど、現代はストレスを抱えやすい社会です。 ストレスが増えると自律神経が乱れ、血行不良になります。 血行不良になると頭皮まで栄養が伝わりづらくなってしまいます。 またストレスが原因で暴飲暴食や睡眠障害になってしまうことも若白髪の原因になります。 睡眠不足・眼精疲労 当たり前のようにインターネットが身近にある現代では、 深夜まで動画を見たり、Webサイトを見たりすることができます。 なので、寝始める時間が午前1時や2時になる人も多いのではないでしょうか? 睡眠不足や眼精疲労も血行不良を引き起こすので、若白髪の原因になります。 また睡眠不足は成長ホルモンの分泌を少なくするので、髪の育成を妨げることになります。 若白髪の対策 若白髪を治したいと思っていたり、若白髪を防ぎたいと思っている場合は、前述した原因を取り除く努力が必要です。 ストレスを溜めない 仕事や日常生活において、ストレスが掛かることは多かれ少なかれ仕方のないことですが、そのストレスを過剰に溜めすぎないことが大切です。 ストレスを感じたら都度リフレッシュすることを心掛けましょう。 そのためには、音楽を聴いたり映画を観たり、気持ちがリフレッシュできる趣味などを見つけるのがおすすめです。 また、適度な運動をすることもストレス解消になります。 いきなり運動というと身構えてしまいがちですが、軽いジョギングや通勤時一駅歩いてみるなど簡単なことで構いません。 その他には、リラックス効果のあるアロマを焚くのも効果的です。 自分の好きな香りなどをあわせてお気に入りのアロマオイルを作ってみるのもいいですね。 自分なりのストレス解消法を見つけておくことが白髪解消の近道になるかもしれません。 質の良い睡眠をとる 若白髪の原因でも記した通り、近年慢性的な睡眠不足になっている方が増えています。 夜更かしをしないということだけでは睡眠不足は解消しないこともあります。 早寝早起きして、規則正しい生活リズムで過ごすことはもちろんですが、質の良い睡眠をとることが髪の成長にとって大切です。 正しい睡眠のために、まずはゆっくりと入浴しましょう。 シャワーだけではなく、適温のお湯にしっかりつかることがポイントです。 快眠のためにも効果的ですし、血行が良くなり、若白髪改善にも効果が期待できます。 ゆっくり入浴した後は、明るすぎない照明の部屋でマッサージやストレッチなどをして過ごし、スマートフォンやパソコンの画面を見過ぎないことも大切です。 それらの画面のブルーライトは健やかな睡眠の妨げになると言われています。 最低でも寝る一時間前からは見ない様にしましょう。 頭皮マッサージ 直接的な対策としては、頭皮を直接マッサージし、血流を促すという方法があります。 血行が良くなることで、栄養が毛髪に届きやすくなります。 日々のシャンプーの際に優しく頭皮をマッサージするのも十分効果的ですが、シャンプー前にオイルをつけてから、指で軽く押すように頭皮をマッサージしてからシャンプーすると汚れなども落ち、健康な毛髪が育ちやすくなるのでおすすめです。 爪を立てたり、強すぎる力で押すのは逆効果になってしまうので、気持ちいいと思えるくらいの強さでマッサージしましょう。 バランスの良い食生活 若白髪を予防するためには、とにかくバランスの良い食事をとることが大切です。 外食やジャンクフードではなく、なるべく自炊を心掛けましょう。 白髪をすぐに無くす即効性のある食べ物はありませんが、髪を黒く健康的に成長させるために積極的に摂るべき栄養素がいくつかあるのでご紹介します。 ・たんぱく質/肉類、大豆類、乳製品、卵など 髪の主成分で健康的で丈夫な髪が育ちます。 ・カルシウム/小魚、乳製品など 髪を黒くするために必要なメラミン色素の生成を助けます。 ・銅/レバー、ナッツ類、牡蠣など 髪を黒くするためになくてはならない栄養素です。 ・その他 髪を健康に育てるためには、血行促進がとても大切です。血行不良にならないように、しょうがやにんにくなどの身体を温める食材を積極的とり入れましょう。 番外編 若白髪の対策は、即効性はなく地道に生活習慣を改善していくことが大切です。 ですが、どうしても白髪を隠したいという場合は、白髪染めシャンプーを使用するのもおすすめです。 毎日のシャンプーを白髪染めシャンプーにするだけで、徐々に白髪が目立たなくなるので、急激に印象を変えることなく、白髪を隠せるのも嬉しいポイントです。 白髪染めシャンプーについて詳しく知りたい方 白髪の予防・改善おすすめシャンプー人気ランキングTOP〇【口コミあり】 まとめ 主に休止型の若白髪の原因と対策についてご紹介しました。 尚、若白髪には遺伝や何かしらの疾患が原因の場合もあります。 悩みが大きい場合は専門のお医者さんに相談してみて下さいね。