夏は紫外線によるダメージが、秋や冬は北風の影響から、肌の乾燥に悩む方も多いでしょう。 高価なスキンケアアイテムなどを使っても、表面の潤いを補うまでに過ぎません。 「どんな季節でも乾燥が気になる」といった方は、体の内側から潤い成分を補うことを意識しましょう。 今回は、体内から潤いを補うにあたって効果的な食べ物をご紹介します。 栄養の摂取方法についてもあわせて解説しているので、乾燥が気になる方は参考にしてみてください。 目次[ 表示 ]肌の潤いが減少する理由肌が潤う食べ物肉類卵大豆食品まとめ肌の潤いが減少する理由 どれだけスキンケアを正しく行っていても、乾燥するのはなぜなのでしょうか。 それは表面だけの保湿では補いきれていないことが挙げられます。 たとえば夏を挙げると、強い紫外線によって肌は大きなダメージを受け、肌表面の潤いが減少し、乾燥につながります。 さらに秋から春にかけては、北風の影響によって空気が乾燥し、より多くの潤いが減少すると言われています。 つまり肌の潤いは、季節を問わず減少しやすいものであり、だからこそ別の方法で積極的に取り込むことが大切なのです。 肌の乾燥が気になる方、さらには肌の乾燥によって肌トラブルにつながりがちな方は、体の内側からも潤いを補うことが大切と言えるでしょう。 肌が潤う食べ物 肌の潤いは、どの季節でも常時失われています。 そのため、日々のスキンケアアイテムだけではなく、別の方法をプラスすることが大切です。 そこでおすすめしたいのが、食生活を振り返ること。 毎日の食事で不足しがちな潤いを摂取できれば、体の内外から潤いを保つことができ、乾燥を予防できます。 ここからは、肌の潤いに効果的な食べ物を紹介します。 なお、乾燥による肌荒れが気になる方は、肌トラブルを予防するために必要な栄養素について押さえておくのもおすすめ。 下記ページでは効果的な栄養素を解説しているので、ぜひチェックしてみてください。 【乾燥肌に悩む方必見】ビタミンを摂取して秋冬を乗り切ろう! 肉類 一つめにおすすめしたいのが肉類です。 肉には肌を作る源となる「動物性タンパク質」が豊富。 さらに人体にとって脂質はエネルギー源であり、細胞膜の主成分でもあることから、必要不可欠な栄養素でもあります。 そのため、脂質が不足すると肌が乾燥が進むことから、適度に摂るのが望ましいと言われています。 さらに、ヘム鉄やビタミンA、ビタミンB群など、美容に効果的な栄養素も多く含まれているので、肌トラブルの予防にも有効です。 特におすすめしたいのがレバー・豚肉・鶏手羽先・牛すじです。 レバーや豚肉にはビタミンB2やB6が多く含まれていて、ターンオーバーの乱れを整える働きがあると言われています。 一方、鶏手羽先や牛すじにはコラーゲンやエラスチンが豊富なので、体の内側から潤いを取り入れたい方に効果的です。 ただし、鶏手羽先や牛すじは食べ過ぎると皮下脂肪に変わってしまうので、食べ過ぎには注意しましょう。 卵 二つめは卵です。 卵は完全栄養食とも言われていて、1日2つ食べるのがおすすめです。 ビタミンCと食物繊維を除いたすべての栄養素を含んでいるので、美しい肌を保つことができます。 乾燥肌を改善したい方は、朝食時に食べるのがおすすめです。 大豆食品 三つめは大豆食品です。 乾燥肌が気になる方は、「大豆イソフラボン」の摂取を心がけましょう。 大豆イソフラボンには細胞の新陳代謝を高め、肌の潤いを保つ効果が期待できます。 さらにPMSなどで見られる心身の乱れを落ち着かせるといった効果もあるので、生理前の肌トラブルにも有効です。 1日の摂取量は納豆なら1パック、豆乳なら200ml程度と言われているので、毎日の食事にプラスしましょう。 まとめ 今回は肌の潤いを保つのに効果的な食べ物についてご紹介しました。 肌の潤いはスキンケアアイテムや丁寧なケアだけでは不足しやすいことから、体の内側から潤い成分を取り込み、維持することが大切です。 乾燥肌や肌トラブルに悩む方は、本記事を通じて改善につなげてください。 皮膚を保護するバリア機能とは?今日からできるスキンケアを解説