離乳食を始めたいと思っていても、初めてのことで何から調べたら良いのか悩んでしまいますよね。 そんな方はまずは、離乳食には不向きな避けた方が良い食材を知っておくと便利です。 それさえ知っておけば、うっかり間違えて与えてしまうなんてことも避けられます。 今回は、そんな離乳食の最初に知っておきたい知識のひとつ、NG食材について解説していきます。 目次[ 表示 ]どんなものがダメなの?離乳食NG食材危険な食材■食べにくい食材 刺激が強い食材■アレルギー食材まとめどんなものがダメなの? まず、離乳食のNG食材というのはどのようなものかを解説します。 普通に大人が食べても全く問題ない食材でも、 赤ちゃんにとってはとても危険となり得る場合があります。 その食材自体が赤ちゃんにとって毒になるものはもちろん、 食べ難くく喉に詰まらせやすい食材やアレルギーを引き起こす可能性のあるものもあります。 大人とは身体の大きさや免疫力などの違いがあるので、 安易に味が薄ければいいんでしょという感覚で何でもかんでも与えてしまうと危険な状況になってしまう可能性もあります。 正しい食材の知識を身に着けてから離乳食をスタートさせることが大切です。 離乳食NG食材 それでは、具体的にどのような食材がNGなのかご紹介していきます。 危険な食材 ・はちみつ 意外と思われる方も多いかと思いますが、 実ははちみつは1歳未満のお子さんにとってとても危険な食材です。 自然な甘みを出したい時などに重宝し、 健康志向の方も砂糖の代わりに使用することも多いので赤ちゃんにも良い食材と勘違いされがちですが、非常に危険です。 はちみつにはボツリヌス菌が含まれているため、1歳未満の赤ちゃんが食べると食中毒になる恐れがあります。 お菓子や飲み物に使用されていることもあるので十分に注意してください。 ・刺身 赤ちゃんは免疫力が低いので、生の魚などを食べると食中毒にかかるリスクが高いです。 通常の大人が食べても大丈夫なものでも、赤ちゃんは敏感なので、食中毒にかかりやすいです。 お魚は必ずよく火を通してから食べさせるようにしましょう。 ■食べにくい食材 ・こんにゃく、餅、イカなど 弾力があったり、硬くて噛みにくいものは、喉に詰まらせる可能性があるので注意が必要です。 離乳食時期に与えるのは避けましょう。 ・ナッツ類 小さいのでそのまま飲み込んでしまって喉に詰まる可能性があります。 その他にも硬くなくても、きちんと噛むことが出来る様になる前にカットしただけのフルーツなどをそのまま飲み込んでしまうこともあるので、噛めるようになるまではペースト状のものを主に与えましょう。 刺激が強い食材 ・香辛料、カフェインなど 赤ちゃんは敏感なので、刺激が強いものを離乳食時期に与えるのは避けましょう。 大人にとっては大したことのないスパイスでも赤ちゃんにとってはとても刺激が強く感じられてしまいます。 ・菓子類、ジュース、調味料など 糖分や塩分が高いものを早い時期から与えると味覚へ悪い影響が出る可能性があります。 また、身体に負担を与えることにもなりかねません。 基本的には、ある程度の歳になるまでは避けた方が健康のためにも良いでしょう。 ■アレルギー食材 ・そば そばアレルギーは非常に危険な症状が出る可能性が高いです。 離乳食期が終了したあとに少量ずつ与えるようにしましょう。 また、お菓子や総菜などにそば粉が使用されていることも多いので、注意が必要です。 ・卵 卵は離乳食中期から与えても良い食材ですが、アレルギーが出る可能性もあるので注意が必要です。 与える場合は、良く火を通した黄身からスタートし、全卵は9ヵ月以降からにしましょう。 どちらにしてもきちんと火を通すようにしましょう。 特に火が通っていない白身は、アレルギー反応がとても出やすくなります。 ・蟹、海老 これらもアレルギーが出やすい食材となっています。 消化もあまりよくないので、3歳以降から与えるのがよいでしょう。 ・落花生 落花生も比較的危険なアレルギー症状が出る可能性が高い食材のひとつです。 与えるのは、1歳以降からにしましょう。最初は潰して少しずつ与える様にするのが良いでしょう。 ・小麦 小麦は離乳食期に与えても良い食材ですが、 アレルギーが出やすい食材ですので、少しずつ与えましょう。 また、小麦は炭水化物以外に調味料などを含む沢山のものに使用されているので成分表示を確認するようにしましょう。 まとめ 今回は、離乳食のNG食材をご紹介しました。 赤ちゃんと接したことがないと、なかなか知らないことも多かったのではないでしょうか? 大人には美味しい食べ物でも、赤ちゃんにとっては危険となるものもあるので注意が必要です。 アレルギーが出る可能性が高い食材も少しずつチャレンジしていかなくてはいけませんが、症状が出た場合は速やかに専門家に相談しましょう。 正しい知識を取り入れて、安全な離乳食を食べさせてあげたいですね。