スキンケア

美容に効果的な梅干しの食べ方とは?

2023/05/28

おにぎりやお弁当では脇役となりがちな梅干し。

日本の伝統食品のひとつであり、その一粒にはさまざまな効果が得られると言われています。

今回はそんな梅干しの驚くべき効果について詳しく解説します。

どのような効果が得られるのか、梅干しと美容にはどのようなつながりがあるのか、早速見ていきましょう。

梅干しに含まれる成分と美容効果

古くから日本で親しまれる塩と梅を使った「白干し梅干し」には、以下の成分が含まれています。

  • クエン酸
  • ピクリン酸
  • バニリン
  • カリウム

それぞれの効果について解説します。

クエン酸

クエン酸は梅干しの酸味成分で、疲労回復効果があります。

クエン酸を体に取り込むことで体に蓄積した乳酸を分解し、乳酸の生産そのものを抑制するはたらきがあります。

ピクリン酸

ピクリン酸は肝機能向上に役立つ成分です。食べ過ぎ・飲み過ぎなどで疲れた肝臓を健やかな状態に戻します。

こまめに梅干しを食べる習慣をつければ、肝機能向上につながるほか、肝臓を正常に保てます。

バニリン

バニリンは梅干しに含まれる成分のひとつで、肥満解消に役立ちます。

体内に蓄積した脂肪細胞を燃焼させ、体重減少につながると言われていますが、クエン酸とバニリンの効果は未だ研究段階です。

カリウム

カリウムは体内にとって過剰なナトリウムを、体外に排出する成分です。

ナトリウムを排出することでむくみの解消を促します。

ただし、梅干しは梅を塩漬けしたもの。塩分量が非常に高いので、食べ過ぎるとナトリウムを過剰摂取することにつながります。

梅干しの種類によってはいろんな効果が得られる

ほかにも、以下のような梅干しが販売されています。

  • 塩漬けしたものを干さず、食感を残した「梅漬け」
  • 赤しそを使った「しそ漬梅干し」
  • 昆布のうまみが口の中で広がる「こんぶ梅干し」
  • 鰹節やはちみつを使った「かつお梅」
  • やさしい甘さで食べやすい「はちみつ梅」

梅干しを種類で選べば、もともと含まれる成分にプラスして、赤しそやはちみつなどの栄養素も摂取できます。

梅干しの成分と合わせて美容効果の高い成分を取り入れたい方は、それぞれの栄養素を調べて選ぶのがおすすめです。

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梅干しの効果的な摂取方法

美容や健康に良いとされる梅干しですが、実はたくさんの塩が使われています。

一般的な白干し梅干しに含まれる塩分量は、1粒に対して2.0gととても多いことが分かっています。

塩分を摂りすぎると高血圧症や脳卒中、心筋梗塞や心不全などを招く可能性があり、日頃から塩分を減らす工夫をされている方も多いでしょう。

梅干しの塩分が気になる方は、「減塩タイプ」や「はちみつ梅」などを選ぶのがおすすめです。

なお、1日の梅干しの適正摂取量は1粒~2粒と言われています。1日にたくさん食べるのではなく、毎日1粒ずつ食べる習慣をつけましょう。

まとめ

梅干しにはむくみ改善につながるカリウムのほか、クエン酸やバニリンなどが多く含まれています。

梅干しの摂取によって美容効果を得るには、食べる数に注意したり、バランスの良い食生活を心がけたりすることが大切です。

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