スキンケア

敏感肌用化粧品の選び方と注意したい成分について解説

スキンケア

2025/05/23

敏感肌の方のなかには、肌に合わない化粧品を使うとヒリヒリしたり、赤くなったりかゆみがでたりするなど、さまざまなトラブルに悩む方も多いでしょう。

 

この記事では敏感肌とはどのような状態なのかその原因と適切な化粧品の選び方について解説します。

 

※記事内で紹介するスキンケアは全ての人に効果がある訳ではありません

 

敏感肌とは

敏感肌とは、肌の表面にあるバリア機能が低下し、外部刺激に対して過敏に反応しやすい状態のことです。

 

具体的には、化粧品や洗顔料などの刺激に対してヒリヒリしたりチクチクしたりすることがあります。

 

また目に見える症状としては、赤みや乾燥、かさつき、小さな隆起などが現れることがあります。

 

敏感肌は乾燥肌と関係しているとも言われていて、乾燥によって肌のバリア機能が低下すると刺激物質が浸透しやすくなり、敏感肌の症状を引き起こすこともあるとされています。

 

敏感肌を引き起こす原因

敏感肌を引き起こす原因は多岐にわたります。

 

そのなかでも外的・内的要因として分けた場合、以下のような項目が挙げられます。

 

外的要因 内的要因
  • 紫外線
  • 乾燥
  • 化学物質
  • 過度な洗顔
  • 加齢
  • ホルモンバランスの乱れ
  • 生活習慣
  • アルコール
  • 喫煙

 

敏感肌に悩む方は、外的・内的要因について理解を深め日頃のスキンケアや生活習慣を見直すことで改善される可能性があります。

 

敏感肌の方が注意すべき成分

敏感肌の人が化粧品を選ぶ際には、肌に刺激を与えやすい特定の成分を避けることが大切です。

 

一例としては、以下のような成分が挙げられます。

 

  • アルコール
  • 香料
  • 着色料(合成色素)
  • 防腐剤
  • メチルイソチアゾリノン
  • メチルクロロイソチアゾリノン
  • フェノキシエタノール

 

これらの成分が含まれるスキンケア用品や化粧品を使用すると、かゆみや肌荒れなどの肌トラブルが悪化する可能性があります。

 

購入の際は上述した成分が含まれていないかを確認することをおすすめします。

 

敏感肌用化粧品の選び方

敏感肌用化粧品を選ぶときは、肌への負担を最小限に抑えるため、以下の項目をポイントにしましょう。

 

低刺激タイプを選ぶ

低刺激タイプのスキンケア用品には、防腐剤や香料などを含んでいないことが多く、安心して使い続けられるものが多いです。

 

成分表をひとつひとつ確認することが大変なときは、あらかじめ低刺激処方にこだわったスキンケア用品を選ぶことで肌トラブルを防ぎながらスキンケアを続けることができるでしょう。

 

皮膚刺激性テストが済んでいるもの

パッチテストやアレルギーテストなどが済んでいる製品も効果的です。

 

敏感肌の方を考えてテストを実施しているため、信頼性があり、こちらも安心して使い続けることができます。

 

皮膚刺激性テストの実施についてはスキンケア用品のパッケージに記載されていることが多いので目を通してみると良いでしょう。

 

まとめ

敏感肌は、さまざまな要因が絡み合って発症する状態です。

 

化粧品を選ぶときは成分表示に目を通し、アルコールや香料、着色料といった刺激になりやすい成分を避けることをおすすめします。

 

また、セラミドやヒアルロン酸、アミノ酸といった肌に優しい成分が配合された製品を選ぶことで、肌のバリア機能を保護することができ、乾燥や肌荒れを予防する効果に期待できます。

 

敏感肌の悩みは人それぞれであるため、焦らず、根気強く、ご自身の肌に合った化粧品とケア方法を見つけていくことが大切です。

 

もし肌トラブルが改善しないようなときは、自己判断せずに皮膚科医に相談し、適切なアドバイスを受けるようにしましょう。

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