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離乳食の開始や進め方とは?分量やどんな食材がよいかも解説

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2023/06/02
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産まれてから毎日母乳やミルクを飲んでいた赤ちゃんですが、4ヵ月を過ぎると少しずつ離乳食の準備に入らなくてはいけません。

一体何から始めて、どのように進めればいいのと疑問だらけの人も多いのでは。

今回はそんな離乳食の始め方や進め方、食材についてご紹介していきます。

INDEX

離乳食を開始するのは大体5、6ヵ月からとされています。

4ヵ月頃から母乳やミルク以外の味に慣れさせるために果汁を少しずつ与えておくとよいでしょう。
いきなり離乳食を始めるよりスムーズに新しい味を受け入れ易くなります。

離乳食を作る際には、なるべくキレイな器具を使用したいので、離乳食用の小さめな調理器具を揃えておきましょう。

以下で用意しておくとよい調理グッズを紹介します。

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【あると便利なグッズ】
・小さな鍋
 おかゆを作る時や野菜をゆでる時などに使用します。

・テフロン加工の小さなフライパン
 手づかみ食べ用のパンケーキなどを作る時に使用します。

・離乳食用のすり鉢、濾し網、すりおろし器などの調理セット
 初期の頃はすりおろしたり、濾すことが多いので、専用のものがあると便利です。

・蓋つきの製氷皿
 おかゆやペースト状にした野菜などを流し入れて凍らせます。

・保存袋
 製氷皿で凍らせた食材を入れて、保存しておきます。

離乳食の始め方

今まで母乳やミルク、果汁など液体のみを摂取していた赤ちゃんが固形物を食べれるようにするための離乳食期。

いきなり沢山のおかゆを与えてしまうと胃腸がびっくりして下痢などを引き起こすこともあるので、焦らずに少しずつ進めていくことが大切です。

目安とされている量と栄養、期間があるので解説していきます。

■5、6ヵ月[飲み込む練習/1日1回食]
1~4日目  10倍がゆ/小さじ1
5~7日目  10倍がゆ/小さじ2
8~14日目  10倍がゆ/小さじ3   野菜ペースト/小さじ1
15~21日目 10倍がゆ/小さじ3~6  野菜ペースト/小さじ1~2
22~31日目 10倍がゆ/小さじ3~6  野菜ペースト/小さじ1~4
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このように最初の1ヵ月は、徐々に食べる量や食材を増やしていきます。

ずいぶん細かいなと思うかもしれませんが、あくまでも目安ですので、それぞれの日数が長くなっても問題ありません。
また、スケジュールが少しくらいズレてきたリ、体調が悪い日はお休みしたりしても大丈夫です。

とにかくミルク以外のものを口に入れることを慣れさせていく時期なので、あまり神経質にならないようにしましょう。

おすすめ食材

初期の離乳食でおすすめの食材は、さつまいも、かぼちゃ、にんじんです。

比較的調理もしやすく、赤ちゃんも食べやすいのでおすすめです。
沢山茹でて冷凍保存も出来ます。

調理のポイントは、とにかく柔らかくなるまで茹でます。
その方が食べやすいということもありますが、潰したりペースト状にしやすいです。

硬めの状態でペースト状にするのは結果時間が掛かってしまいます。
押してすっと潰れるくらいにしておけばその後の調理がしやすくなるのです。

潰したら濾します。
もったりしすぎているようだったらゆで汁やお湯を加えてゆるくしましょう。

それを製氷皿に流し入れ、冷凍し、保存袋に入れて冷凍保存しておけます。

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離乳食の進め方

最初の1ヶ月が過ぎたら、少しずつ食材を増やしていき、食べられるものを増やしてあげましょう。
■6ヶ月~ 離乳食初期
舌で潰せるくらいの柔らかさのほぼペースト状のものを与えます。
食材も増え、おかゆと野菜にプラスしてたんぱく質をあげていきましょう。

まずは温めて潰した豆腐からが良いでしょう。
大豆アレルギーなどもあるので、少量から試していきます。

慣れて来たら白身魚も与えてみましょう。

■7ヶ月~ 離乳食中期
食材は小さいつぶつぶが感じられるくらいのサイズで、舌で潰せるくらいの柔らかさのものを与えます。
この頃からおかゆは7倍がゆにしていきます。

たんぱく質は、鶏ささみをあげられるようになります。
茹でて小さく割き、すりつぶし、ゆで汁で伸ばすかおかゆと混ぜてあげると食べやすくなります。

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■9ヶ月~ 離乳食後期
歯茎で噛みつぶせるくらいの柔らかさのものを与えます。
掴み食べをし始めるのもこの時期です。
自分で掴んで食べやすいものを作ってあげるとよいでしょう。

おすすめはフレンチトーストやおやきです。

おかゆも5分がゆになるので小さく丸めておにぎりにしてあげると雰囲気が変わってよく食べるようになる子もいます。

■12ヶ月~離乳食完了期
ご飯は軟飯になり、大人のおかずの味付け前のものを取り分けて小さく切って食べさせることも出来ます。
味付けはあくまでも薄味にしましょう。

まとめ

今回は離乳食の準備から始め方や進め方についてご紹介しました。

最初は少し面倒な離乳食ですが、アプリで管理したり、日記やカレンダーにメモしたりと自分のやり易い方法で進めてみて下さいね。

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