10代の頃はニキビに悩まされることが多いですよね。 鏡を見るたびに気持ちが沈んだり外出が億劫になったりすることもあるでしょう。 しかし、10代のニキビには年代特有の原因があり、正しいケアをすればしっかり改善を測ることができます。 この記事では10代のニキビケアに焦点を当てて、ニキビができるメカニズムをはじめ、今日から始められる効果的なスキンケア方法についてご紹介します。 ※記事内で紹介するスキンケアは全ての人に効果がある訳ではありません 目次[ 表示 ]10代にニキビができやすいのはなぜ?思春期ニキビのメカニズムそれ、やっちゃダメ!ニキビを悪化させるNG習慣ニキビを潰す、触るゴシゴシ洗顔保湿不足前髪が顔にかかる偏った食生活や睡眠不足今日からできる!10代のための正しいニキビケア1. 優しく丁寧に!正しい洗顔方法2. しっかり潤す!保湿ケアの重要性3. ニキビ肌向けアイテムを取り入れる4. 生活習慣を見直そうバランスの取れた食事十分な睡眠ストレスをためない枕カバーやシーツを清潔に保つ専門家に相談するまとめ10代にニキビができやすいのはなぜ?思春期ニキビのメカニズム 10代に見られるニキビは「思春期ニキビ」とも呼ばれており、その原因はホルモンバランスの変化で起きると言われています。 そもそも成長期はホルモンの分泌が活発になり、このホルモンが皮脂腺を刺激して皮脂の分泌を増やす働きがあります。 例えばTゾーンやUゾーンがテカテカしたり、ベタつきを感じたりすることがありますが、これは皮脂が過剰に分泌されているサインであるとも考えられます。 増えすぎた皮脂は毛穴の出口を塞いでしまいます。 そこに、アクネ菌という常在菌が繁殖することで炎症を起こし、赤ニキビや黄ニキビなどが発生してしまうのです。 それ、やっちゃダメ!ニキビを悪化させるNG習慣 「ニキビを早く治したい!」という気持ちから、ついついやってしまいがちなNG習慣があります。 ここからはNG習慣について解説します。 該当する項目を知らずのうちに続けていると、ニキビが悪化したり、跡が残ってしまったりする可能性もあるので注意深く読み進めていきましょう。 ニキビを潰す、触る ニキビを潰すと、炎症が悪化して跡が残るリスクが高まります。 また、手には雑菌がたくさんいるので、触るだけでもニキビを悪化させてしまう可能性があります。 気になっても、触らないように心がけましょう。 ゴシゴシ洗顔 ニキビができている肌はデリケートです。 ニキビを防ぐためのつもりでゴシゴシと力を入れて洗顔すると、肌に刺激を与え、かえって皮脂の分泌を促したり、肌のバリア機能を壊してしまったりすることがあります。 ニキビができているときほど顔は清潔にしておく必要がありますが、洗い方はいつも以上に優しく洗うことを意識しましょう。 保湿不足 「ニキビ肌だから、さっぱりさせたい」と保湿を怠ってしまう方もいるでしょう。 実は肌が乾燥すると、自ら潤そうと皮脂を過剰に分泌してしまうことがあります。 冒頭でもお話ししたように、ニキビは過剰分泌された皮脂などが原因でアクネ菌を寄せ付けたり繁殖させたりすることがあります。 そのため、ニキビが気になるときほどアクネケアに特化した保湿美容液を使用しましょう。 前髪が顔にかかる 前髪が額や頬にかかっていると、髪の毛の刺激や雑菌、整髪料などが肌に触れてニキビの原因になることがあります。 おでこや生え際がニキビになりやすい方は、前髪をピンで留める、上にまとめてポンパドールにするなど工夫することをおすすめします。 偏った食生活や睡眠不足 インスタント食品ばかり食べたり、夜更かしが続いたりすると、肌のターンオーバーが乱れ、ニキビができやすい状態になります。 ニキビが気になり始めたときは、食生活や就寝時間、睡眠時間を振り返り、改善することをおすすめします。 今日からできる!10代のための正しいニキビケア ここからは、10代のニキビケアに効果的な方法について解説します。 1. 優しく丁寧に!正しい洗顔方法 ニキビの原因となる皮脂やアクネ菌を取り除くため、洗顔は朝・晩の2回行いましょう。 洗顔時はたっぷりの泡でTゾーン(おでこ、鼻)からUゾーン(顎、頬)へと広げながら優しく洗います。 指と肌の間に泡のクッションがあるようなイメージで、ゴシゴシ擦らず、泡を転がすように洗うことを意識しましょう。 最後はぬるま湯で髪の生え際や顎にも泡が残らないようしっかりと洗い流します。 洗顔が終わった後は清潔なタオルでポンポンと優しく水分を拭き取りましょう。 2. しっかり潤す!保湿ケアの重要性 洗顔後は肌が乾燥しやすい状態です。 すぐに化粧水と乳液で水分と油分を補給しましょう。 化粧水は、手のひらに適量を取り、顔全体に優しくなじませますが、乾燥しやすい部分は重ねづけしてもOKです。 ニキビができやすい方は、ノンコメドジェニックテスト済みやニキビのもとになりにくい処方と書かれたものを選ぶと安心です。 乳液は化粧水で与えた潤いを閉じ込めるために使うものです。 こちらも化粧水と同様に、ニキビ肌向けの製品を選ぶのがおすすめです。 3. ニキビ肌向けアイテムを取り入れる 特定の成分が配合されたアイテムを取り入れることで、より効果的なニキビケアができます。 例えばサリチル酸やグリチルリチン酸ジカリウムであれば、ニキビ肌向けの化粧水や美容液によく配合されている成分で、殺菌作用や抗炎症作用が期待できます。 このほか、ビタミンC誘導体は皮脂の分泌を抑えたりニキビ跡のケアに役立つと言われています。 4. 生活習慣を見直そう スキンケアだけでなく、日々の生活習慣も肌に大きく影響します。 生活習慣の見直しでは下記の項目を振り返ってみましょう。 バランスの取れた食事 揚げ物や甘いものの摂りすぎは控えめにしましょう。 ニキビが気になるときほど、ビタミンB群やC群が豊富な野菜や果物、タンパク質を積極的に摂ることをおすすめします。 十分な睡眠 肌のターンオーバーは、睡眠中に活発になります。 不要な夜更かしは避け、質の良い睡眠を7~8時間確保することを心がけましょう。 ストレスをためない ストレスもホルモンバランスの乱れに繋がります。 適度な運動や趣味でリフレッシュする時間を作りましょう。 枕カバーやシーツを清潔に保つ 寝具には、皮脂や汗、雑菌が付着しやすいです。 週に1回程度は交換・洗濯するようにしましょう。 専門家に相談する セルフケアを続けてもニキビが改善しない、悪化する、またはニキビ跡が気になる場合は、皮膚科を受診することも考えてみてください。 専門医に相談することで、症状に合った適切な治療やアドバイスを受けることができます。 まとめ 10代のニキビケアは、正しい知識と地道な継続が大切です。本記事で解説したスキンケアのポイントや生活習慣の見直しを今日から実践して、ニキビに悩まない、自信が持てる肌を目指しましょう。