パジャマを着て寝る人の方が少ないと感じるほど身の回りでパジャマを着用している人を見かけません。
みなさんは寝るときにジャージやスウェットTシャツを着て寝ていませんか?
パジャマは見た目が可愛いだけでなく、パジャマの素材によって得られる効果も違います。
体の悩みや寝るときの自分の状態に合わせて寝心地のいいパジャマを選ぶ方法を今回はご紹介いたします!
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ジャージやTシャツが寝巻きに適さない理由
ジャージやTシャツによく使われているポリエステル100%の素材では汗をしっかりと吸収することができません。
寝ている間に人は体温調節のために約コップ1杯分汗を放出します。
この汗をしっかりと吸収できないと、寝苦しくなったり、あせもや湿疹、吹き出物ができる原因に繋がってしまいます。
パジャマの繊維別効果
自分の好きな着心地や体の悩みなどに合わせた繊維を選びをしましょう。
綿
濡れると強度が増すためなんども洗濯しても傷みにくく取り扱いやすいという特徴があるので、肌着や下着類にもよく使われている素材です。
さらに繊維が筒状になっているため保温効果もあり冬場の着用にも向いています。
シルク
また、シルクは人間の肌と同じタンパク質と約20種類のアミノ酸が含まれているため、肌触りがいいだけでなく人の皮膚にもいい優しい素材です。
さらに、静電気が起こりにくく埃がつきにくいため見た目も綺麗なまま過ごすことができます。
麻
また、繊維が伸びにくく、汗を吸収した後も張り付きにくいので背中ニキビで悩んでいる方は麻のパジャマを一度試してみてはいかがでしょうか?
水に濡れると強度が約60%増すため、洗濯する際も安心です。
綿+化学繊維
もし、綿とポリエステルが50%づつの割合でつく割れていた場合は、綿特有の縮みやすさをポリエステルがカバーしてくれるため、洗濯など取り扱いやすく長く着ることができます。
また、ポリエステルの吸水性の悪さは綿がカバーしてくれるためポリエステルのみの素材よりも吸水性がいいです。
形の崩れや吸水性をどちらも補い合ってくれています。
パジャマの生地9タイプ紹介!
二重ガーゼ
柔らかく肌に優しい生地のため敏感肌の方にもおすすめです。
パイル
吸水性に優れ、ふんわりと包み込むとうな肌触りの生地です。
天竺(てんじく)
スムース
また、伸縮性もよく型崩れしにくい生地です。
サテン
ポリエステルやナイロン等の合成繊維で作られていることが多いため、購入する際はどんな繊維を使っているかチェックしましょう。
サッカー
元々は麻で作られるとこが多かったですが、今ではコットンが主流となっているようです。
リップル
サッカー生地との違いは生地の凹凸を作るときにリップルではアルカリ性溶液を使っている点です。
楊柳(ようりゅう)
また、吸水性と速乾性にも優れ、生地もしっかりとして型崩れしにくいため洗濯する際にも安心です。
フランネル
ネルシャツで知られるフランネル生地。表面が起毛加工されているため、保湿性と保温性に優れています。冬のパジャマの生地としておすすめです。フランネルは、生地の表面が起毛していてふんわりと柔らかい着心地です。
また、保温性に優れた軽い生地で柔軟性も高く体にフィットするため、冬のパジャマとしてもおすすめです。
まとめ
パジャマは見た目や着心地だけでなく、パジャマを着るという行為が眠気を促し良質な睡眠をとる手助けもしてくれます。
寝るときの肌の悩みや、寝返り等の悩みに合わせて繊維の種類や、生地を選んでみてください。
これからくる暑い夏のジメジメとして寝苦しい夜を着心地のいいパジャマで気持ちよく過ごしましょう。