誰にとっても欠かせないエイジングケアと言えば、やはり顔のケアではないでしょうか。そこで今回は、顔の老化メカニズムとエイジングケアの方法についてお話しましょう。 目次[ 表示 ]顔はなぜ老化するのか?老化の種類顔はなぜ老化するのか?顔の老化を防ぐ・改善するには食生活を見直すことシワシミたるみ顔の老化を防ぐ・改善する方法エイジングケアに欠かせない栄養素一例肌トラブルごとのスキンケア法肌トラブルごとのスキンケア法シワ、たるみシミ【まとめ】顔の老化を防ぐには、まず生活習慣の見直しから編集部コメント顔はなぜ老化するのか?老化の種類 顔はなぜ老化するのか? 顔の老化を防ぐ・改善するには食生活を見直すこと 皆さんは、毎日のスキンケアをどのようにしていますか。 慣れた方法だからと言って、何年も同じ方法にしてはいませんか。 年齢肌に対抗するエイジングケアならばなおさら、一度この機会にスキンケアの方法を見直してみては如何でしょうか。 何故なら、老化のメカニズムと、その対処方法は肌のタイプや悩みによって異なるためです。 今回はまず、肌の老化にはどのようなものがあるのか、例を挙げてみましょう。 シワ シワには大きく分けて浅いものと深いものがあります。 浅いものは、小ジワやちりめんジワなどと呼ばれ、口の周りや目元など、皮膚のデリケートな部分にできやすいシワです。 これらのシワは浅い表皮の部分に出来るものです。 目安として、指で伸ばすと簡単に広がり、消えるものが小ジワと言って良いでしょう。 これは、乾燥が主な原因で、化粧品ですぐに改善可能であることが特徴です。 ただし、ケアを怠ってシワを放置すると、深いシワとなりやすいので注意が必要です。 深いシワは、真皮という肌の奥深くまで刻まれたシワです。 ここまで進行したものになると、改善が難しく、修復に時間がかかることが特徴です。 これは、小ジワを放置してできる以外にも、紫外線などのダメージにより、真皮のコラーゲンなどを生成する細胞自体が減少し、弾力や水分が損なわれていることが原因でできるシワです。 シミ シミは、紫外線などの外的要因により、肌の中でメラニンという成分が爆発的に増えたため引き起こされる現象です。 メラニンは紫外線から肌を守るために生成される物質で、通常は役割を終えると垢となって体外に排出されます。 しかし、過剰に生成されると排出が間に合わず、皮膚の表面に残り色素が沈着してしまいます。 これが、シミの出来るメカニズムです。 たるみ たるみは肌の乾燥や紫外線、表情筋の衰え、また生活習慣の乱れなど、様々な要因で引き起こされます。 このように、肌の老化にも様々なタイプがあり、それぞれに合ったエイジングケアが必要です。 顔の老化を防ぐ・改善する方法 それでは、肌のエイジングケアには、どのような方法があるのでしょうか。 まず、全ての症状に有効なのが、食生活を見直すことです。栄養価が高いものをバランス良く摂ることを心がけましょう。 たんぱく質、脂質、糖質、ビタミン、ミネラルがエイジングケアには欠かせない栄養素となります。 以下が、それぞれの栄養素と食材の一例です。 エイジングケアに欠かせない栄養素一例 たんぱく質 脂肪の少ないもの。 肉の場合は脂身が少ないもの、鶏肉、その他は魚、納豆、豆腐など 糖質 糖の分解が体内で緩やかに行われるもの(低GI値のもの)。 玄米、ライ麦パン、胚芽パンなど 脂質 血の巡りを良くしてくれるもの。 オリーブオイル、紅花油、魚など ビタミン ビタミンC→メラニンの生成を抑える働き。いちご、キウイ、ミカン、パセリ、小松菜、ピーマンなど ビタミンA→皮膚の代謝を高める。レバー、ウナギ、チーズ、卵など ビタミンB群→エネルギーを活発にする。疲れをとる。胚芽米、納豆、バナナなど ビタミンE→活性酸素を取り除く。アーモンド、いくら、かぼちゃなど ミネラル ホルモンの働きを良くする。 わかめ、ひじきなどの海藻類。 食べ物だけではなく、適度な運動も欠かせません。 ウオーキングなどの有酸素運動は、肌の新陳代謝を良くするほか、脂肪を燃焼する効果もあります。 また、質の良い睡眠を摂ることも重要です。 特に、22時から2時のゴールデンタイムと呼ばれる時間帯の睡眠中に、肌を整える成長ホルモンという物質が分泌されるので、その間の良質な睡眠が美肌のもととなります。 肌トラブルごとのスキンケア法 肌トラブルごとのスキンケア法 さて、ここからは、肌トラブルごとのケアについてお話致しましょう。 シワ、たるみ スキンケアでは、シワの元となる乾燥を意識的に避けましょう。保湿効果の高い、セラミドなどの成分が入った化粧品を使うなどして、十分なケアを施して下さい。 また、洗浄力の強すぎるクレンジングは乾燥だけではなく、肌を傷つけてしまうことも考えられるので、注意しましょう。 食事では、レバーやにんじんなどのビタミンAと、アーモンドやいくらなどのビタミンEを摂るようにしましょう。 シミ シミの原因である紫外線の中で、特に気を付けたいのがUV-Aという種類のものです。 これは、季節や天気に関わりなく年間を通して肌に影響を及ぼすものなので、常にケアを忘れないようにしましょう。 また、窓ガラスを通して入る類の光線なので、室内でも油断は禁物です。 出来てしまったシミには、ビタミン誘導体など、美白効果のあるものを使いましょう。 食事でも、果物などビタミンCが入ったものを積極的に食事に取り入れましょう。 【まとめ】顔の老化を防ぐには、まず生活習慣の見直しから 顔の老化のメカニズムからエイジングケアについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか? 顔はなぜ老化するのか?老化の種類 顔の老化を防ぐ・改善するには食生活を見直すこと 肌トラブルごとのスキンケア法 以上のご紹介を致しました! 顔は美容において、女性が最も気になる箇所です。 鏡を見る時に顔の状態を良く観察することで、自分の肌の健康状態を知り、こまめなケアを心がけましょう。 編集部コメント どんなに良い化粧品を使っていても、生活習慣が乱れていては老化の一途をたどるばかり…。「肌が荒れているな」と感じたら、規則正しい生活を心がけるところから始めなければですね。 しみ、しわ、ニキビ、毛穴、ほうれい線など「美肌」に関する記事が集まったページはこちら▼ もっと美肌になりたい