きちんと保湿を心がけていたのに、時間が経つとおでこや顎周りに皮脂が浮き出る方もいらっしゃるでしょう。 このような肌を「脂性肌」と呼び、メイクがヨレるといった悩みが起きやすくなります。 今回は、脂性肌の方へ、正しいスキンケアとNGなスキンケアをご紹介します。 これまでのスキンケアを振り返り、改善点を見つけましょう。 目次[ 表示 ]脂性肌の正しいスキンケアクレンジング洗顔保湿外部刺激のケア脂性肌にNGなスキンケアまとめ脂性肌の正しいスキンケア 脂性肌とは、水分・油分それぞれが多い肌質のこと。 特にTゾーンは毛穴が大きいために、テカりやすい部分でもあります。 脂性肌に適したスキンケアができていないと、過剰な皮脂分泌によってニキビや吹き出物ができやすくなるため、この機会に正しいスキンケアを押さえておきましょう。 スキンケアの手順は以下のとおりです。 クレンジング 洗顔 保湿 外部刺激のケア クレンジング 脂性肌の方は、ほかの肌質の方に比べて皮脂の分泌量が多いです。 そのことから、クレンジングは丁寧に行うのが大切。 とはいえ、きれいにしたいからといって、時間を掛けすぎるのはNGです。 クレンジング剤を手に伸ばしたら、1分ほどを目安にメイクになじませていきましょう。 肌を擦るのではなく、指の腹で優しくなじませるのがポイントです。 なお、クレンジング剤の洗浄力はふつうのものを選びます。 洗浄力の強いものは必要な油分まで落とし乾燥を招くので、必要な油分は残せるクレンジング剤を選びましょう。 洗顔 洗顔は、たっぷりの泡でハンドプレスを意識しながら行いましょう。 皮脂が浮きやすいTゾーンも、泡をなじませながら洗い上げてください。 すすぐときは、36~38度ほどのぬるま湯で泡をしっかり流しましょう。 保湿 保湿では、失いやすい水分と油分の両方をバランス良く取り込みます。 洗顔後はできるだけ早いうちに化粧水をなじませ、油分をたっぷり含んだ乳液でフタをしましょう。 もし乾燥や吹き出物、シワなどが気になるときは、美容液成分を含んだパックを使い、集中ケアをするのもおすすめです。 外部刺激のケア 外出することが多い場合、紫外線やマスクなどの外部刺激によって、肌は大きなダメージを受けています。 紫外線にさらされる時間が長いときは日傘や帽子、日焼け止めクリームを使うなどして紫外線から肌を守りましょう。 日常的にマスクを着用する方は、会話などによって肌に摩擦が起きています。 摩擦もシワやシミ、ニキビなどの肌トラブルを招くので、美容液成分をたっぷり含んだ乳液・クリームで集中的にケアしましょう。 脂性肌にNGなスキンケア 脂性肌は皮脂の分泌量が多い方の肌質を指しますが、皮脂量が多いからと言って油分を取り込まないのはNGです。 脂性肌であっても乾燥することに変わりはないため、さっぱりタイプや油分を抑えた乳液などを使ってしっかり保湿しましょう。 また、皮脂が気になるからと言って一日に何度も洗顔したりあぶらとり紙で皮脂を取る行為も厳禁。 洗顔やあぶらとり紙といった行為は肌の乾燥を招きます。 このようなときは、化粧水をなじませたコットンを皮脂が気になる部分にパッティングして余分な皮脂を拭き取り、有効成分を肌に取り込むのがおすすめです。 まとめ 今回は脂性肌の正しいスキンケアとNGなスキンケアを紹介しました。 今日から取り入れられることなので、皮脂が気になる方はぜひ試してみてください。