スキンケア

肌荒れ時のスキンケア|予防方法と正しいケアを押さえよう

2023/11/06

ニキビやかゆみ、くすみにカサつきなど、さまざまな肌トラブルに悩む方も多いのではないでしょうか。

 

肌荒れが進むとスキンケアアイテムを使うのも気が引けてしまい、どのようにお手入れすれば良いのか困ってしまいますよね。

 

そんなときは、肌が荒れる根本的な原因について押さえておくことが大切です。

 

今回は、肌荒れの原因と予防するポイントを解説します。

 

肌荒れに悩む方は、本記事を参考にしながら自分に合った予防法を試しましょう。

 

肌荒れの原因

肌が荒れる原因は大きく分けて4つあります。

 

普段のお手入れ方法や環境などを振り返りながら該当するものはないかをチェックしましょう。

 

乾燥

一つめは乾燥です。

 

夏は紫外線と高い気温によって肌が乾燥します。

 

さらに秋から春先にかけては北風の影響で外気が冷え込み、乾燥しやすいと言われています。

 

どの季節も肌の潤いを減らす要因があることから、乾燥には特に注意が必要です。

 

さらに、夏期のエアコンや冬期の暖房器具によって多くの潤いが失われることも。

 

そのため日々のスキンケアはもちろん、肌の潤いを保つための食生活や生活習慣そのものにも気を配ることが大切です。

 

【乾燥肌に悩む方必見】ビタミンを摂取して秋冬を乗り切ろう!

 

紫外線

二つめは紫外線です。

 

紫外線は日焼けやシミといった肌トラブルの原因になるだけでなく、潤いバリアを低下させる原因になるとも言われています。

 

紫外線にはUV-AとUV-Bの2種類ありますが、「生活紫外線」と呼ばれるUV-Aは、窓ガラスから屋内に侵入するため、室内や車内でもダメージを受けやすいものとされています。

 

一方、旅行や海水浴などで影響を受けやすいUV-B(いわゆる「レジャー紫外線」)は、強力な力によって肌表面にダメージが生じ、赤みや炎症、さらには乾燥につながると言われています。

 

これらを踏まえ、紫外線対策は一年を通して必要不可欠なものであり、日焼け後のかゆみといった肌トラブルが見られるときは、紫外線で受けたダメージを補修することが大切です。

 

夏の紫外線対策!日焼け止めの選び方と効果的な塗り方

 

バリア機能の低下

三つめはバリア機能の低下です。

 

私たちの皮膚には、チリやホコリといった異物の侵入を防ぐほか、肌の内側の水分蒸散を防ぐ役割があります。

 

この役割を担っているのが「バリア機能」と呼ばれるもので、肌の角層を指します。

 

元気な角層であれば、「天然保湿因子」と呼ばれる成分が角層細胞の水分を維持する役割を果たします。

 

しかし、この角層の元気が低下すると、外部刺激を受けやすい状態になり、乾燥やかゆみ、ニキビといった肌荒れにつながってしまいます。

 

バリア機能については下記ページで詳しく解説しているので、あわせてチェックしてみてくださいね。

 

皮膚を保護するバリア機能とは?今日からできるスキンケアを解説

 

誤ったスキンケア

四つめは誤ったスキンケアです。

 

ネット記事や雑誌などを参考にしながら丁寧なスキンケアを続けていても、肌トラブルの原因に有効なスキンケアをしていなければ、肌トラブルは改善されません。

 

たとえば、乾燥によって肌トラブルが起きていた場合を考えてみましょう。

 

乾燥が肌トラブルの原因であるのに、そうとは知らず、ゴシゴシ洗顔や簡単なスキンケアで済ませてしまった場合。

 

このようなケアでは角質まで潤い成分が浸透せず、肌トラブルが続いてしまうのは想像に難くありません。

 

しつこい肌荒れが続く場合は、「肌荒れが起きる原因」を突き止め、そのうえで正しいスキンケアを取り入れることが大切です。

 

洗顔はお湯だけで良い?肌に優しい洗顔料の成分や選び方のコツを解説

 

美肌のためのスキンケア|まずは基本の『正しい順番』をおさらい!

 

肌荒れを予防するポイント

4つの原因によって肌荒れが起きることが理解できたら、次は原因別でそれぞれに有効な予防法について見ていきましょう。

 

クレンジングや洗顔を見直す

一つめは、クレンジングや洗顔を見直すことです。

 

メイク後は念入りなクレンジングが必要不可欠です。

 

メイク落としシートなどで簡単に済ませてしまうと、肌内部に汚れが浸透し、肌荒れを強める恐れがあります。

 

メイク落としはクレンジングオイルを使ってやさしくなでるように染みこませ、肌の内側の汚れも落とすイメージで洗い上げましょう。

 

洗顔時もゴシゴシ洗うのではなく、ふんわりと仕上げた泡を肌に押しつけるように洗い、30~36度のぬるま湯でしっかりすすぎましょう。

 

洗顔後は丁寧に保湿ケアをする

二つめは、丁寧な保湿ケアです。

 

肌の角質にある潤い成分は、紫外線や北風の影響のほかにも、エアコンや暖房などによっても失われています。

 

肌表面の潤いだけを維持しようと思っても、これらが起因となって充分に保湿できていない可能性もあります。

 

肌の潤い成分を補いたいなら、体内から取り込むのがおすすめです。

 

下記ページでは体内から潤い成分を補う際に有効な食べ物についてまとめているので、どれだけ丁寧な保湿ケアをしていても肌荒れが改善しない方は、この機会にチェックしてみてください。

 

【乾燥肌に悩む方必見】ビタミンを摂取して秋冬を乗り切ろう!

 

肌に良い食べ物とは?上位5つをランキング形式で徹底解説!

 

毎日のスキンケアにもう一手間プラスする

三つめは、毎日のスキンケアにもう一手間プラスすることです。

 

潤い成分を補う方法として、体の内側から潤いを取り込むこともそうですが、スキンケアにもう一手間プラスして、乾燥を防ぐのも効果的です。

 

乾燥が原因で肌荒れが起きる方には美容液やクリーム、シートマスクを取り入れて保湿成分が蒸散しないようフタをするよう心がけるのもおすすめ。

 

肌荒れが起きやすい肌には高保水美容液なども効果的なので、この機会に試してみると良いでしょう。

 

ニキビ予防に効果的なアイテムを取り入れる

四つめは、ニキビに効果的なアイテムを取り入れるのことです。

 

スキンケアアイテムの中には、ニキビのもと(コメド)ができにくいと試験で実証された「ノンコメドジェニックテスト済み」と明記された商品も販売されています。

 

すべての方のニキビを予防するわけではありませんが、コメドの発生を予防する効果が期待できるので、ニキビに悩む方は試してみると良いでしょう。

 

まとめ

今回は肌荒れが気になる方へ、肌荒れの原因と予防するポイントについて解説しました。

 

肌荒れは紫外線や乾燥といった直接的な原因以外にも、PMSや睡眠不足・栄養不足などで起きることもあります。

 

日常生活を振り返り、睡眠や栄養が不足している場合は、生活習慣を改めることから始めましょう。

 

そのうえで、それでも解決しない場合は肌荒れの原因を突き止め、適切なポイントを取り入れながら改善を図ってみてください。

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